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最後から2番目の「恋物語」じゃなくて「挑戦物語」です。49

『SNSのアクセス数を増やす!』
このミッションを遂行するために日夜血のにじむような努力を続けなければと思いつつ、なかなかアクションを起こせません。

だって、どうすればいいかわからないんです。
”ブログの記事がより多く読まれるためには”とか、
”アクセス数を増やす方法”とか、
いろいろあちこちに書かれていますが、YouTubeとか動画にもありそうですが、気が進みません。

なのでとりあえず、なりふり構わず縁故知人、連絡先が分かる人達に「読んでください」とメールだのLINEだのQRコードだのでお願いしています。
それほど多くの人脈は持ち合わせていないので、数字的にはあまり期待できないのですが、出来ることと言えばそれくらいです。

すると思いがけずうれしいお返事があったりします。
私と同じ障害の方からはご自身の体験談などをきかせていただきました。

「私もね、いろいろあったのよ。あなたのブログを読んで思い出したわ」
「でも、こんなに次から次にいろんなことがあったのに、すごいわね」
「どうしてそんなに明るくて頑張ってこられたの?それが知りたいわよ」

そんな彼女の言葉から始まって1時間以上のおしゃべりが続きました。
そういう彼女もポリオウイルスの後遺症で足に障害があります。
富山から東京に嫁いで、ご主人のご両親や妹さんと同居をされ、お嫁さんとしての生活をされてこられたようです。
昔のことなのでいろいろ辛い思いもされてこられたのでしょう。
けれど今では、お子さんはみなさん近くに住まれ、お孫さんもいらして普通の幸せなおばあちゃんです。

もちろん例外なくご主人のこともいろいろいろいろ話します。

「お友達がね、ジャガイモの芽は取っちゃだめよ、毒があるんだからそのまま食べさせればいいのよ」とか
「旦那がせき込んでむせてたら2階に行きなさいね、何かあったら2階にいてわかりませんでしたとか、すぐには動けませんでしたとかって言えばいいのよ」
けらけら笑いながらそんなことを言われるそうです。

「そうよ、そうよ。そうすればいいわよ」涙が出るほど笑いました。
私も妄想シェアハウス同居人の夫のことを話したら、
「あるあるよ、あるある」と笑い飛ばされてしまいました。

で、なんだか気が楽になりました。「あるあるなんだ~」と思えたのです。

こんな風におしゃべりできるお友達が少しずつ増えてきたような気がします。
”最後から2番目の挑戦”からのプレゼントですね。

さてさて、肉じゃがでも作りましょうか。
キッチンへむかう車椅子おばあちゃんです。

え?ジャガイモの芽?どうしましょうか?(笑)

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