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最後から2番目の「恋物語」じゃなくて「挑戦物語」です。76

最後から2番目の挑戦「出版」
「出版なんて、私にはやっぱり無理なことなのかも」
ベストセラー作家養成講座のオーディションでは、手を挙げてはいただいたものの、車内の会議で企画が通りませんでした。
ブログのアクセス数やフォロワー数が少ない。メディアへの露出がない。販促ができないとの理由です。
全国出版オーデションにもエントリーはしたものの予選投票では票が集まらず本戦への進出はとても難しい状況です。YouTube動画では、まだ1本もアップできていません。他の方はもう3本目がアップされています。

noteを始めて、9か月。

「ちょっと早すぎた挑戦だったかな」
「そうだよねぇ、何もわからないまま始めて、今もなにがなんだかわからない状態」
「これじゃあ空回りしちゃいそう」

毎日Facebookの投稿や、noteのたくさんの記事、ブログの投稿などを読んでいると
「私の文章なんかレベルが低すぎる」
「とても人に読んでもらえるような内容じゃない」
恥ずかしさがこみ上げてきます。

あるコミュニティに参加したとき
「ブログを書いています。出版したいので、オーディションに参加しています」
と自己紹介をしました。
参加者の方で、もう何冊も本を出され、講座もされている大御所の方が、
「本を出したいなら樺沢さんの塾に入った方がいいよ、出版できるから」
と『ウェブ心理塾』を教えてくださいました。

早速検索、いきなり『入塾申し込みページ』が出現しました。
何本か動画があったので見てみましたが…
『情報発信者→講師→著者→分野・地域No.1とステージをあがって行く』

「いやいや、これはちょっと世界が違うかも」
そんなに大それたことを考えているわけではありません。

なので、動画を見るのは止めてしまいました。

「どうしようかなぁ」
noteの投稿も書きながら何を書いているのか自分でもわからなくなっています。
「こんなこと書いて、誰が読むんだろう」
「車いすが物珍しいだけじゃない?」
「そろそろ飽きられちゃうんじゃない」

出版界のおやっさんに『ウェブ心理塾』についてちょっとお聞きしてみました。
「ウェブ心理塾というのをある方に、教えていただいたんですけど」
「ああ、とってもいいですよ、私も入ってます」
え?おやっさんも入ってる?
「でも、私なんか全くの素人で、ちょっと違うような気がするんですけど」
「そんなことないですよ、ほとんどみんな素人ですよ」
「全然大丈夫ですよ」「いいんじゃないですか、勉強になりますよ」
「え、そうなんですか」
なんだか少しその気になってきた私です。
「でもまあ、あんまり無理しないようにしてくださいね、身体をこわしちゃったら元も子もないですからね」
なんでも首を突っ込む私を心配してくださっています。

『入塾申し込みページ』をもう一度開いて、すぐに入塾の申し込みをしました。
大きな塾なので、辞めたい時の手続きなどもきちんと明記されていましたし、とりあえず入ってみて違うと思ったらやめればいいやと思ったのです。

ところが、なんだかはまってしまいそうです。
楽しくて、またまた新しい世界が見えてきたような気がする
車椅子おばあちゃんです。
錆びついた頭でどこまでついて行けるのでしょうか?

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