最後から2番目の「恋物語」じゃなくて「挑戦物語」です。70
「こんにちは」
今日は私の広報隊長さんが訪ねてきてくださいました。
実は彼女は私の担当のケアマネさんです。
私が65歳になる年に市の福祉課から紹介された地域包括支援センターが最初の出会いです。
当時私は、障害の原因であるポリオの2次障害で”ポリオ後後遺症”を発症していました。とても体調が悪く、体重が激減して、日常生活もままならない状態だったのです。
そのうえコロナ渦中でした。
相談に乗っていただき、ヘルパーさんの時間を増やしたり、訪問リハビリや訪問看護の手配をしてくださいました。
またトイレの手すりを増設したり、ベッドや車いすへの乗り移りの時に床に落ちてしまったときの対策に昇降式の座椅子をレンタルしてくださったりと
とても助かりました。今では私のやりたいことを応援してくださるとても心強い広報隊長さんです。感謝です。
訪問看護の看護師さんもお二人見えていて、女子四人がそろった我が家のリビングです。
健康チェックをしていただき、近況報告等を話させていただきました。
「これ、私の名刺です。この間自分で作ったんですよ」
といって、皆さんに自作の名刺をお渡ししました。
そして、宣伝。
「このブログを本にしたくて、いろいろやっているんですけど」
「この間出版社の編集者さんから、やっぱりブログのアクセス数が少ないのと、メディアへの露出がないことが理由で企画が通らなかったって言われてしまって」
「いま、全国出版オーデションというのにエントリーしていて、1位になると必ず出版できるんですけど」
「先ずは予選を通過しなくちゃいけなくて…」
すると広報隊長さんが、
「タウンニュースの取材とか、テレビで取り上げていただくとかどうですか」
と言ってくださいました。
「え?全然いいですけど、でもそういうのってなかなかできないじゃないですか」
「いや、タウンニュースの方もいつも取材の材料を探していらっしゃるみたいですよ」
「へえ、そうなんですね、チャンスがあったら、よろしくお願いします」
「じゃあ、ちょっと調べてみますね」
と心強い応援をしてくださっています。
私の名刺の裏にやりたいことを五つ書いてあり、一番上に”ストックホルム生活”と書いて有ります。
で、皆さんにお聞きしてみました。
「今やりたいことって何ですか?」
「ええ~、やりたいことですか?」
「・・・・・・・」
答えがなかなか出てきません。
「自分のやりたいことなんて、考えたことないですね~」
そうですよね、仕事と、家事と、子供のことや、家族のこと。
毎日それで、いっぱいいっぱいですよね。
私もそうでした。
なので、いまだけちょっと自分のことだけを考えて息抜きしませんか。
「じゃあ、いま、食べたいものは?」
すると「お寿司食べたいですねぇ」
「あ、いいですね!私もおいしいお寿司が食べたい」
「わたしは~、今ケーキが食べたいかなぁ」
と話しが盛り上がってきました。
毎日忙しくて、疲れ果てて、自分のことなんか考えていられない働く女性。
「もっとお話ししていたいけど、残念ながら時間ですので」と帰って行かれました。
心の中で応援させていただいた車椅子おばあちゃんです。