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車椅子おばあちゃんストックホルムへの挑戦物語#4

話し合いの中で、新しい挑戦をしてみようと思ったことがあります。
えっ、また新しいことに挑戦?
今度はいったい何を始めるつもり?

と、半分呆れられているかもしれませんが、発表しま~す!
じゃじゃじゃじゃ~ん!!!
クラウドファンディングに挑戦します!

いやいや、クラウドファンディングって、難しいでしょう。
私みたいに普通の車椅子のおばあちゃんが手を出すことではないでしょう
もっとすごい、活動とか、研究とか、開発とか、難病の方の医療費とかが
クラウドファンディングじゃないんですか?
最近では本を出版された著者さんが販促のために立ち上げたりすることも多いようですが、本も出してないし、有名人でもないし。
無理ですよ。

そういう私にAさんが、「そんなことないですよ、みんな普通の人がやってますよ」
とおっしゃいます。
実は彼女はクラウドファンディングの経験者で、今度はクラウドファンディングの講座を始められるとのことでした。
そんな彼女が、私の夢を実現するためのクラウドファンディング立ち上げを手伝って下さるというのです。

なんという幸運
チャンスの女神さまが現れたのです!
私は思わず前髪をむんずとつかませていただきました!

で、全く何もわかりませんが、クラウドファンディングに挑戦です!

キャンプファイヤーというサイトで企画をしていくとできるようで、URLを教えていただきました。
早速クリック。

「へ~」「ほ~」「ふ~ん」
いろいろなプロジェクトが「みてみて!支援して!一緒に夢をかなえて!」と次々に目に飛び込んできます。
「凄すぎる…」
とは言っても、とりあえずやってみようと【プロジェクトを作る】
というバナーをクリックしてみました。
Aさんから「もしも気が向いたらでいいので、登録だけやってみてください。」というメッセージをいただいていましたので。

順番に書けそうなところを埋めていくうちにはたと手が止まり、
「そういえば、ストックホルム直行便ていくらくらいなんだろう?」
「今とりあえず予約してあるホテルは中心から少し離れているけれど、もっと動きやすいほんとうに泊まりたいホテルだったらいくらになるんだろう」

私は具体的にはなにも調べていなかったことに気がつき、これはちょっと暢気すぎるぞとノートパソコンに向かいました。
まずHISユニバーサルツーリズムデスクの担当者にメールをうちはじめます。

「来年のストックホルム滞在の件につきまして直行便はとてもうれしいです。ありがとうございました。実は、先日北海道へ旅行した際の1時間余りのフライトがかなり大変でした。ストックホルムまでは直行便とはいえ長時間になると思いますので、不安があります。参考のため、ビジネスクラスでの費用をお調べいただけると助かります。」

送信ボタンを押して、「よし、これで返信を待ちましょう。」
一仕事終わらせた気分の車椅子おばあちゃんです。

え?ホテル代は?調べないんですか~?


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