最後から2番目の「恋物語」じゃなくて「挑戦物語」です。13
毎日届くメルマガでいろいろなセミナーの案内を頂けます。
ある日のメルマガに「ChatGPT」なるものの本を出版された著者さんの無料セミナーがあると言う情報がありました。
「ChatGPT?なにそれ?本に関係あるのかな?」
「まあ、暇だし、無料ならいいか」
例によって、何も考えずポチってしまいました。
セミナーの内容はChatGPTというよりは出版についてのお話がほとんどでした。
「へぇ、そうなんだー」「なるほど、なるほど」「すごいなぁ」
最終的には「ChatGPTについては本を買ってください」とのことでした。
「なるほど、こうやって著者さんが自分で本を売るんだ」と納得しましが、自分で出来る気がしません。
セミナーを受けるために登録した公式LINEに「全国出版オーディション」なるものの無料説明会の案内が届きました。
「出版オーディション?何それ?」
「まあ、暇だし、無料ならいいか」
例によって、何も考えずまたまたポチります。
「全国出版オーディション」とは出版界のM-1を目指して立ち上げられたオーディションで今回で第7回目だそうです、優勝すると出版が約束されるとのことです。
エントリーはちょっと豪華なランチ代くらいです。
「これくらいなら、まあ、自己投資ということで・・・」
またまたとりあえず、エントリー。ちょっとやりすぎかなとも思いましたが、まあ、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」です。
この「全国出版オーディション」は、エントリー⇒予選⇒敗者復活戦⇒本戦⇒決戦とかなり長期戦です。
さらに予選の審査はYouTube再生回数や一般ファン投票のように、どれだけ売る力があるかが審査されるということです。
出版企画書が審査されるのは予選を通過出来てからになります。
著者として選ばれる理由の売る力が重要視されているのです。
ビジネスをされていたり、発信をされていたり、講座や講演会をされている方には当たり前のことでしょう。
「わあ、無理だわ」
YouTubeなんかできないし、ファンなんてないし。
またまた場違い、勘違いしてしまいました。
ただし、エントリーしただけで出版社の編集長のセミナーを無料で受けられるということでした。さらに過去のセミナーも見せて頂けるということです。「これは有効利用しなければ」とセミナーを受講。
平日の夜19:00~22:00 zoom開催です。
夕食を早めに用意して「今夜ちょっとお勉強会があるから、ご飯早めにしてね」妄想シェアハウス同居人の夫に伝えて、そそくさと自室にこもりました。
3時間のセミナーってかなりハードでした。
それも聞き流せばいい内容ではなくグループワークや個人セッションのような時間も盛り込まれていて気が抜けません。
他の受講生たちも皆さん真剣です。
その夜はくたくたに疲れていながらも気持ちが高ぶって
なかなか寝付けない車椅子おばあちゃんでした。
体力つけなくっちゃ!