見出し画像

最後から2番目の「恋物語」じゃなくて「挑戦物語」です。10

はい、今日も企画書作りの準備です。

30代女性読者の悩み。
仕事の悩み:ある程度慣れてきて、後輩の指導もするようになって、責任も出てきて、忙しくて疲れ果てている。
この先あと何年この仕事を続けるんだろうと悩む。
プライベートの悩み:結婚していなければ、結婚について悩み。結婚していれば子供について悩む。
SNSをみると「いいなあ」とうらやましく思いながら、特に何もない休日を過ごし、また1週間が始まる。
このままでいいのかと悩む。

こんなところでしょうか。
この悩みを本のテーマにして考えていきます。

次は、このテーマを解決していく方法を示します。
どんな方法で?
自分が30代の時のことを考えてみました。

いや~、悩むしかないですよね。
だって、自分の人生だし、自分で考えるしかないと思います。

悩んだ結果、私は動きました。

動いた方が面白そうだったからです。
動かなければ後悔すると思ったからです。
動ける理由をいろいろと考えて、出来ると思ったから動きました。
失敗しても別に生きて行けるし、助けてくれる人はたくさんいると思ったのです。

この考え方が解決策になるのでしょうか?

はい、次は独自性です。

では、この解決策を本にする意味はあるのでしょうか?
他の本とどこが違うのでしょうか?

あ~!もうわかんない~!
そんなものない~!

また凹みました。

「独自性って、なに?」
「私にしか伝えられない事?」

60年間車いす生活をしてきたこと。
たくさんの人に助けられ、励まされ、支えられて生きてきたこと。
普通に暮らしてきた普通のおばあちゃんであること。

それしかありません。

「よし、もいいやこれで企画書に落とし込んでいこう」
あんまり頑張ることが得意でない私にはこのくらいが限界です。
さっさと次に進みます。

タイトル、サブタイトル、キャッチコピー、
著者プロフィール、
企画趣旨・時代背景
読者ターゲット(ペルソナ)
構成案(章立て・項目)
類書と差別化
宣伝方法

企画書を作って「出版界のおやっさん」に送ります。
添削されて、個人セッションの時にいろいろ教えて頂き作り直します。
その繰り返しです。

企画書というのは、私を何も知らない人が見てわからなければいけないとのことなので、グループセッションの時に私の企画書を他の受講生さんに見て頂きました。
自分では気づかないところをたくさん教えて頂きました。
自分のことはほんとに自分ではわかっていないから、こういう風に講座でご一緒させていただけて、ありがたいことだと感謝です。

「何も知らない素人の普通の車椅子おばあちゃん」の私に
温かい励ましの言葉もいただきました。
素敵な方達と知り合えて、運がいいです。
疲れがすっ飛んだ車椅子おばあちゃんでした。

いいなと思ったら応援しよう!