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車椅子おばあちゃんストックホルムへの挑戦物語#20

「こんにちは!体調の方はお変わりありませんか?」
さわやか笑顔でリハビリ担当の先生が受付までお迎えに来てくださいました。
往復移動時間合計5時間ほどかけて週に2回このリハビリ病院に通っています。
ベッドに横になり両足首と太もも、腰にベルトを巻いてそれぞれをコードでつなぎます。
そして、約20分間弱い電流を流し筋肉に直接刺激を与えるリハビリです。

「こんにちは」
私がベッドで横になっていると作業療法のリハビリの先生が来てくださいました。
ステキな女性で、最近北欧へご旅行されたということで、いろいろ相談に乗ってい頂けることになったのです。
ほんとうに感謝しています。

「ベッドが高くて・・・」
「スーツケースの移動が・・・」
「電動車いすのバッテリーパックを交換できるか・・・」
「背中にリュックはどうでしょうか・・・」
などなど、お聞きしたいことは山ほどあります。

「ベッドに”ベッドガード”を着けて頂いて、それに摑まってよじ登る作戦はどうでしょうか?」私がお聞きすると
「そうですねぇ、どんな”ベッドガード”なのかですよね」
すると、私の担当のさわやか笑顔の先生が
「いや、ボクも子供たちとホテルを利用するとき”ベッドガード”着けてもらいますけど、意外とすぐ外れちゃったりすることもあるんですよね」
「そうなんですか、じゃあどんな”ベッドガード”なのか、確認しておいた方がいいですね」

「スーツケースは自宅から到着する国の空港まで送れるシステムがあるんですけど、ストックホルムの空港でグルグル回っているところからスーツケーをピックアップした後に出口からタクシー乗り場までどうやって運ぼうかと考えているんです」
「スーツケースを買うなら、布製が軽くていいですよ。電動車いすで運べるか練習してみた方がいいですね」
「なるほど!じゃあ早めに買って試してみます」

「バッテリーパックの交換はホテルのスタッフとかにお願いしちゃえばいいですよ」
「そうですね、じゃあ英語の練習しておきます(笑)」

「背中のリュックは、まあ日本とは違うかもしれませんけれど夜出歩いたり、危なそうなところへ行ったりしなければ大丈夫じゃないですか、どうでもいい物くらいはいいかもしれませんが、貴重品とかは絶対やめた方がいいですよ」
「それよりも抱えられて連れて行かれちゃいそう」
「大きな声出せそうだから大丈夫だと思いますけど(笑)」
「えええ~?他の人にもそう言われましたよ~」
「こんなおばあちゃんさらっても何の得にもならないでしょ」
「でも、防犯ブザーでも持って行った方がいいかなあ」
「ああ、それ、いいかも」
いろいろアドバイスいただいて、とっても参考になりました。
心から感謝です。

そして、久しぶりにnoteさんの記事を読ませていただいていたら、とっても心強い記事と出会えました。

ワクワクしながら次のミッションを考えている車椅子おばあちゃんです。

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