22歳になる
あと3ヵ月くらいしたら、22歳になる。22才。22さい。22サイ。
全然楽しみではないし、ずーーっと20歳でいたいと思ってる。
突然だが、私的年齢の楽しみ方を紹介する。
「いまいくつなの~?」と聞かれている場面を想像してほしい。
【17歳】
17歳!!!!華のセブンティーン!キラキラ~きゃぴきゃぴ~
※お得意のフレッシュさを最大限出す。スカートなんてもう見てる人がハラハラするくらい短い。
【18歳】
18!!!成人なんだよ~大人なんだよ~♪すごいでしょ~
※とはいうものの大学受験が迫っているので、内心まったくルンルンではない。ケーキなんぞで浮かれてる場合じゃないと自制心が働いている。大人。
【19歳】
19歳!!最後のティーンなんだ~!でも来年はハタチなんだ~楽しみ~~
※大学1年生なので、髪色や化粧は大体へんてこ。でも本人が一番楽しそうなのでOK
【20歳】
最近ハタチになったんです~!お酒も飲めますよ!!わ~い♪
※ここでなぜか敬語が出てくる。20歳ということを最大限活用しているようだ。
【21歳】
20歳です♪キャピ♪♪
※本当は21だけど、「ハタチで~す」切符を使えると思っている。
なぜ22になりたくないと思っているかというと、もういよいよ「ハタチで~す」なんて言ってられないと思うからだ。私の心の中は、17歳をピークにびっくり(!)マークが減っている。
もう社会人になるし、自分で生活しなくちゃならない。友達と一緒の時間割なんてないし、時間も無限じゃない。誰とどんな時間を過ごしたいか、何にどうお金を使いたいか。今日なにを食べるか。なんでも自分で考えて決めなくちゃならない。溜息。
でもほんのちょっとだけ、割合にして2%くらい楽しみがある。それは、ぜーんぶ自分の自由だということ。表裏一体だ。
普通、小学校に6年通い、中学校に3年間行き、高校に進学したり、大学に入ったり、働いたり、プラプラしてみたり、大学院で勉強したり…といった、いくつかしかなかった時間軸から一気に解き放たれる。
「解き放たれる」と表現するほど閉塞感を味わったことはないが、パアーーンと自由になる感じ。22歳。
人生ゲームで言うところの、序盤の職業選択の赤い道を終えて、ようやくここから始まるぞ感。私はまず安心をゲットしたいので、スタートしたらすぐに赤い道に行くタイプ。
【22歳】
22です!藤井聡太世代です!!
※ちなみに、目はたぎっている。人生ゲームの職業カードをゲットした後くらい。こっから何でもやれるぜ感。