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1. 絵本作家を目指したきっかけ
はじめまして!
「自分の絵本を出版したい!」という夢を持つ、なにがしの主婦と申します。
現在、4歳の娘(幼稚園年少)を子育て中の専業主婦です。
わたしが絵本の魅力に気がついたきっかけは、よくあるパターンだとは思いますが、子どもが生まれて読み聞かせをするようになったことでした。
現在は幼稚園に通っているために、寝る前に2,3冊読む程度ですが、未就園児時代は多い時で1日に2〜30冊くらい読んでいました。
しかも家のすぐそばに図書館があり、その前がちょっとした広場のようになっていて、子どもが遊べるのです。公園に行く感覚で図書館の広場に遊びに行き、その後で絵本を読む…ということがよくありました。
そんな感じでたくさんの絵本を読み聞かせするうちに、娘が気にいる絵本のパターン、自分が読んで楽しいと思う絵本のパターンが、うーーっすらとわかってきたような気がしたのです。
そして、娘のために絵本を作りたいと思うようになりました。
しかしこの時には出版などは1ミリも考えておらず、完全にわたしと娘の思い出のための絵本でした。
未就園児時代の小さなエピソードの数々ーー例えば、公園の落ち葉や小石でお店屋さんごっこをしたとか、動物園の餌やり体験で飼育員さんになった気分を味わえたとか、ママの髪をとかしてお世話をしてくれたとかーーをまとめて、「◯◯ちゃん(娘の名前)はおおいそがし!」というタイトルの絵本にしたのです。
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画材屋さんで、白紙の絵本とVistage sweet mixという水彩スティック(パッケージのデザインと色合いがめちゃくちゃかわいい)を購入。絵は苦手でしたが、「思い出をかたちに残したい!」という強い思いで、なんとか完成させました^_^;
娘はラフ画の段階からすごく楽しみにしていてくれて、せがまれて何度も何度も読み、完成するころには暗唱できるほどになっていました。
それもいい思い出です。
さて、「絵が苦手なのに、なぜ絵本作家を目指すの?」という疑問が出てくると思いますが、この超えられるかわからない、高すぎる壁をどう乗り越えるのか……?!については、またの機会に。
次回は、「本格的に出版を夢みるようになったきっかけ」について書きたいと思います。