【ムカデ】トビズムカデイエローレッグ
学名:Scolopendra mutilans
体長8cm〜15cmで、20cmを超える場合もある。日本産のムカデ。北海道南部から沖縄の春から秋にかけて見ることが可能です。寿命は6〜7年ほどだそうです。
日本産のムカデであるトビズムカデ。このイエローレッグの他にレッドレッグという種類もいるらしいです。どちらかというとレッドレッグの方が人気があるようです。焦茶色のボディに黄色の脚と黄色の曳航肢、そして頭には濃い朱色のカイザー髭。ケージ越しなのに威嚇してきて怖いです。
私の手元にいるトビズムカデイエローレッグは体長が10cmいかないくらいですが、動きが俊敏で恐怖を感じます。たかが10cm程度の生き物。襲われそうになったら最悪叩いて潰してしまうこともできるのに恐怖を感じます。タランチュラだとビックリはするのですが怖くはないです。なぜかムカデだと小さくても怖いです。不思議でなりません。
ところでムカデはその昔アホみたいな大きさのオオムカデがいて悪さをしていたようですね。ああ俵藤太のお伽話のことです。
近江国の瀬田の三上山を七巻半する巨大な大百足。山から降りてくるその脚は何千もの松明に見えたそうです。昔から恐怖の対象だったのでしょうね。ひょっとするとこの大百足はこのトビズムカデだったのかもしれませんね。世話をする時は唾をつけた矢を用意したいと思います。
このトビズムカデ、私はコオロギで飼育しています。蜘蛛だと割と大きさを考えて与えているのですが、ムカデは成虫を与えてもバシバシ食べます。攻撃性が高いですね。怖いです。
飼育してみて最初は高さのあるケージが良いだろうと思っていました。しかしシェルターを入れることで落ち着くので、それほど高さはいらないかなと感じます。まだベビーなのでそう感じているだけかもしれません。成長した際には、デカくて高さのあるケージに移動させた方が安心できるかもしれません。