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日和佐物語

夏休みの期間、私は徳島県は日和佐でのんびりまったり過ごしてました。

今まで私は、あれやりたい!がガソリンで動いていたはずなのに、夏休みに入った途端ぱったり“やりたい!”の感情が湧いてこなくて無気力症候群に陥りました。いろんな方に相談乗ってもらったけど一向に改善されず、そんなある日に

あ!自然に行きたい!

とひらめきました。でも私は実家も親戚も関西にいて自然豊かなところに繋がりは全くない状態。そこからいろんなところを調べて日和佐で受け入れていただくことになりました。

ふらっと歩けば着く海岸は貸切で一面水平線が広がっているとーーーっても綺麗な町でした。(ここ見たら神戸の海は工場ばっかりで海じゃないなって笑)町の人もロボットになって気づいたら年取ってましたって人はいなくて、みんな自分の軸を持ってるゆかいな大人ばかりでとってもおもしろかったです。

もともと自分は興味関心の幅が広くて、自分が何が好きなのか、私がまだ知らないだけでもっと好きな分野があるんじゃないかって。だからいろんな人の話を聞いてたんです。いろんな分野の人の話聞いていくうちにビビッとくるものに出会うかなと思ってたから。でも全部が全部素敵に思えて、一体自分は何をしたいのかわからなくなりました。
だから、ゆっくり今までを振り返って惹かれるものを抽象化できたらいいなぁ。とか、本当に自分がやりたいことは何なのか、自分の幸せとは何なんだろう、目指す社会はどんなだろう、そんなことを掴めたらいいなと思ってたんです。
でも無理でした。普段の生活より刺激は少ないけど、違う波長の刺激ばかりだったから完全に“自分との対話”は難しい。これはどこで何をしても一緒だよね。だから、もっと自分探しの旅に出たいなって思った。

ある人が、
都会は楽しむ=消費者になること。でもここはなんでも揃っているわけではないから作ることから楽しむ
って言ってたんです。今まで私はずっと都会で生きていたから、物が溢れている世界しか知らなかった。都会は便利で良くて、田舎は不便で悪いところってイメージでした。確かに便利、不便はあります。(スーパー19:30で閉まっちゃうからね!)でも、良い悪いは決められないなって。今まで出会った人は、育った環境は都会の便利さを“良さ”と感じる人たちだった。でも初めて田舎の“良さ”に価値を見出している人と関わって、魅了されちゃいました。

将来的には自然豊かなところが私には合うと思う。だからその環境に身を置けるように、リモートでもできるようなスキルだったりその土地で何か始めるためのスキルを今ここで身に付けたいなぁなんて。そんな話をしてたら、めっちゃ進んだねって言われたの。私が今回の徳島旅で達成したかったこと(自分にとって幸せとはなんだろうとかやりたいことは何だろうとか)はすごく大きなものだったから、達成できなかったと思ってたけど、よくよく考えたら私は夏休みが始まった途端無気力だったんだ。きっと徳島に行かなかったら無気力なことに焦って、、の悪循環に入ってたと思う。だから、どんなスキルが欲しいのかが明確になったのはすごく大きな成長じゃないかな。

何が言いたいのか笑
まず1番は、行ってよかった!!
神戸とは違う刺激、出会い、時間の流れ方。全てこれからの私のタネになると思う。出会えてよかった。

それから、日和佐は私にとってただいまって帰りたくなる町になりました。
自然を感じたくなった人、のんびりしたくなった人、一緒に行きましょう!私もまた行きたいから笑

まとまりのない話だったけど、これが今年の私の夏の思い出。

2023.09.29

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