Mリーグ 放送長すぎ問題について
Mリーグが開幕してはじめの1週間が終了しました。皆さんいかがでしたか?はじめの2日間と3日目の私の所感は下記noteにまとめていますのでもしご興味あればご覧ください。そして4日目は開幕初日に勝るとも劣らない豪華なメンツであり、3日目の混沌も含め、この4日間通して「これがMリーグだ」の1パッケージ感がしました。
今回のnoteで私が取り上げたいのは打牌に関してではなくて、
「それよりも試合時間が長すぎねぇか…」 に関してです。
19時に開始するMリーグ、半荘を2回やるわけなので、まあ大体22時台には終わってほしい。遅くても23時までには終わってほしいです。
しかし、開幕してまだ4日しか経っていないのに、3日目と4日目は連続して終了時間が23時を超えました。これには今期から見始めたライト層で、「エ、Mリーグって結構遅い時間までやるんだ…ま、毎回観るのはきついな…」と思った人もいるのではないでしょうか?
ハギーの見解
シーズン開幕前、Abemachで萩原さんのインタビューが掲載されていて、その時にこのことに振れていました。
記事はこちら。
今回の記事に関わる部分だけ抜粋します。
萩原さんの意見は、「19時に始まって23時に終わるのはエンタメとしてダメ」、その理由は「少年少女が次の日に学校で話題にすることができないから」とのことです。この理由部分については論点がずれるうえに収束しなさそうなので本記事では触れません。問題提起されている部分については本当にその通りだと思いました。
Mリーグは週4回放送にも関わらず、半荘2回の放送でおよそ4時間くらいかかります。萩原さんは「23時に終わる」と控えめに書いてくださっていますが、初23時に終わらないことは結構高い頻度で発生します。というか開幕して4日のうち2日が23時を超えているので、なかなかの頻度だと思います。全ての試合を観ようと思うと、結構しんどいですよね。(これは「追っかけ再生や見逃し再生を利用するためにプレミアムに入ってね」というように、もともとからしんどいように設定している誘導戦略なのかもしれませんね。)
結構仕方がない面もありますが、それでもやはり本放送はもっとコンパクトにできないものだろうか?とは誰しも思います。
では実際、何が原因で放送時間が長くなっているのでしょうか?
対局自体が長い?CMが多い?実況席の場面が長い?
それを一度、ガチンコで検証してみたいと思い、今回は実際に3日目の試合のタイムスケジュールを私がアナログに記録しました。
これを参考にしながら、放送が長くなっている要素は何なのか?をあらためて確認し、短縮できそうな部分はどこなのか?また、時間はかかっているがMリーグのコンテンツとして必要で短縮してはいけない部分はどこなのか?などを検討し、同時に簡単な改善案も示していきたいと思います。
試合3日目のタイムテーブル
さっそく開催3日目である10月6日の試合で私が実際に記録したタイムテーブルを確認していきましょう。アナログ記録なので±1分くらいの誤差はご容赦ください。
19:00 番組開始
19:11 CM (2分)
19:13 入場、第1試合開始
21:01 第1試合終了(対局時間:1時間48分)
21:03 CM (2分)
21:05 インタビュー (9分)
21:14 実況解説パート
21:15 ハイライト
21:19 得点推移
21:20 スタッツ
21:21 チーム順位
21:22 CM (7分)
21:29 出場選手の紹介
21:33 CM (3分)
21:36 選手入場、第2試合開始
22:58 第2試合終了(対局時間:1時間22分)
22:59 CM (3分)
23:02 インタビュー (7分)
23:09 実況解説パート
23:10 ハイライト
23:14 得点推移
23:14 スタッツ
23:15 チーム順位
23:16 明日の対戦カード、解説者コメント
23:19 アベミャプレミアムの宣伝、締め
23:20 UVER WORLD
23:22 番組終了
(合計 4時間22分)
まあ、長いですね。笑
時間を大まかに分けてみると、
・第1試合まで 13分
・第1試合 1時間48分
・試合の間 35分
・第2試合 1時間22分
・第2試合後 34分
だいたいこんな感じでした。
各団体のリーグ戦がどれくらいの長さなのか?まではデータ取っていないので比較できませんが、こうしてみると試合自体も試合の合間の時間もどちらも少しMリーグのほうが長いかも?くらいですね。(これを書きながら雀王決定戦を観ていましたが、放送トラブルで途中停止したのを含めてやっとMリーグと同じくらいの時間間隔でした。)
それでは試案開始前ー試合ー試合後に分けてそれぞれ考察してきます。
1.第一試合の開始時間が遅い
まず気になったのはこれです。19:00に番組は開始しましたが、一度のCMを挟んで対局が始まったのは19時13分でした。終わりが何時になるか分からない生放送なので、わずか13分とはいえ、この出遅れは結構気になります。ちなみに金曜は「Mリーグパブリックビューイング全国一気通貫ツアー」の告知があったので、もっと遅い16分に始まりました。
対局前に何をやっているかというと、実況解説による挨拶、チーム順位の振り返り、出場選手の紹介、CMです。ここで気になるのは、チーム順位を紹介するときに毎回解説にも振ること。特にレギュラーシーズンの序盤なんて「まだ序盤なのでどうなるか分からない」こればっかですよね。(Mリーグあるあるその①:解説や選手が「まだ序盤なのでどうなるか分からない」って言いすぎ。)
これってわざわざ振る意味あるのかな?って思います。ここでぶっとんだ回答を用意しているのは土田さんくらいです。少なくとも30試合くらい消化するまでは解説者にこの場面でコメントを振らないとか、一個一個を形式的に長引かせないで、サラっと流すようにするだけでもかなりテンポが違うのではないかなあと思いました。
そもそも実況・解説席を映す時間をたっぷりとるべきなのか?日吉さん・土田さんコンビのやりとりは麻雀知らない人が観ても面白くて、これによってMリーグを見始めたという人も多数いるくらいです。私はMリーグを広めた功労者としてお二人をとても高く評価しています。しかし2人のやりとりは、対局中の2人が移っていない場面でも充分面白いです。やはり、この試合前に放送席に移す時間は絶対に必要というわけではなくて、多少カットしても問題ないかもしれません。
また、レギュラー中盤以降は、第一試合前のタイミングに個人順位の発表も入ってきます。これもあった方が盛り上がりますが、さらに開始時間が遅くなる要因にもなっています。さらにセミファイナル以降だと先日の振り返りも入ってきて…とどんどん長くなっていきますね。
改善案
オープニングは18:45から開始。(余った時間はCM。)
19:00ちょうどから選手入場、対局開始
こう変更してはどうでしょうかね?
これだったら解説者とのやりとりやそのほか中盤以降の追加要素もこれまで通りゆっくりやっていても問題ないと思います。むしろ確保された時間の中ではコーナーを増やしたり応用が効くような気もします。
時間としては微々たる差に感じるかもしれませんが、19時~22時は視聴のコアタイムだと思います。この時間帯にどれだけ試合を組み込めるかと考えた時に、開始で10数分ロスしているのは結構もったいないと思います。言うなれば対局前の前段の部分って対局自体に比べれば濃い部分ではないので、少し前倒しにしてコアタイムを外しても後ろが伸びすぎるよりはいいように思いました。
2.対局時間そのものが長い
意外と試合時間長くなかったですね。長いと言われている最高位戦と比べると、最高位戦のほうが長い場合もあるので、同じくらいかと思います。正確には局数と経過時間で比較してみると面白いかもしれませんが、今回は割愛します。
長考に寛容すぎる
試合そのものの時間については、すでに二日目の試合で私は結構しんどいなって感じていました。二日目の第一試合は全8局だったのに、開幕初日と終わった時間はほぼ一緒。このことからわかるのは、出場する選手4人の組み合わせによっても試合時間がかなり変わるということです。この日は明らかに間延びしていました。しかも試合展開としても重厚な手組みという場面よりも園田さんがかわし手の軽い鳴きを多用する展開のほうが多かったので、展開とテンポがかみ合ってないなと思って観ていました。
Mリーグは「魅せる」ことを重視しているため、できるだけ顔のアップや卓全体の引きの画角も作りたい。そのためか長考には寛容である傾向があるように思います。むしろ多井さんみたいに、番組を意識して敢えてタメを作っている選手もいると思います。一度の長考が長く、また回数も多いことが試合時間が長くなる原因のほとんどであると考えられます。
私はこの長考自体について、そもそも無くした方がいいとは、実は思っていません。Mリーグってこれまでの放送対局に無かったくらいの頻度で顔を映すカメラワークがあることが特徴のひとつであり、これがライト層にもウケた要因のひとつ=ドラマ化にも貢献していると思っているからです。せっかく背景が真っ黒なところでユニフォームを来て、しっかりとメイクもして、見た目にもこだわって人選された選手たちがやっているのですから、このタメや選手を映す時間はむしろある程度確保した方が良いとさえ思っています。
しかし、それを考慮しても長すぎる長考もあります。たまにカメラワークが2周目3周目行っちゃってて「もういいよ…」と思うこともしばしばあります。これが本当にそれくらい考える局面ならまだ分かるのですが、打牌候補がほとんど一択しかないような場面だったり、何に悩んでいるか分からないような場面でこういった長考する選手もいます。(近年はかなり少なくなってきていますが。) これはいたずらに試合を長引かせる要因の一つであると思いますので、何らかの規定をおくか、或いは内々にできるだけ長考やりすぎないように指示があってもいいように思います。
ちなみに第一試合がすごく延びた時は、大体第二試合は摸打が早く、比較的早く終わることが多いです。これはさすがに番組側から指示があるものだと思われます。そういった内内の指示は適宜あってもいいと思います。
(追記)福地先生のこちらの記事の中で、選手の手牌と打牌までにかかった時間の実例を示してくれています。改善案も興味深いので、こちらも是非ご参考ください。
カメラワーク都合による進行の遅さ
Mリーグでは選手の顏を映す機会が多いため、スイッチャーは実際めちゃくちゃ忙しいと思います。このカメラワークを配慮して全体的に意図的に動作をゆっくりしていると思います。(*カメラワーク配慮だけでなく、ライト層でも見やすいようにとの観点で進行を敢えてゆっくりにしている意図ももちろんあると思います。)そのために試合時間が長くなっていることも大本の原因としてあると思います。
特にリーチ時はカメラが打牌→引きの演出→選手の顏のアップの順に映してから次のツモ者の手持ちを移す動作をすることがあります。このため、次のツモ番の人が早くツモって早く切ってしまうと、カメラが手牌を映した時には既に打牌後で何が起きたのかわかりにくくなるということになってしまいます。こうならないように、ほかの放送対局よりも意識してゆっくりツモってゆっくり切っていると思います。
また、チーを入れるときにもポンと被らないように何秒かタメを作ってから発声します。さらに鳴きが入った時にも選手→晒した牌→選手の手牌と打牌(→選手の顏)の順にカメラワークがあるため、立直時と同じく、鳴きが入った次にツモる人はカメラが追い付けるようにツモも打牌もかなりタメを作ってゆっくり行っているように見受けられます。
ミソなのは、そもそも選手からはいまどこが映っているか分からないので、基本的に毎回これらに気をつけて、ゆっくり動作をする必要があります。これらの細かい配慮が積もり積もって試合時間が長くなっているのだと考えられます。
改善案
演出を考慮しても、それでも長すぎるかつ不要な長考について。これについて、内内に「できるだけ控えてください」と選手に連絡し、表向きは特に規定などを設けないやり方もありますが、私は長考を制限するような規定を敢えて設ける方が、演出としても良いのではないかと思います。
秒数は適当ですが、例えば「25秒以内に切れなければカウントダウン音が鳴り、30秒以内に切ることが出来なければツモ切りしないといけない」みたいな規定と演出です。
これは試合時間の短縮を計りながらも、魅せる演出もできて理にかなっていると私は思っています。「カウントダウンのギリギリまで考えていた」という画がパフォーマンスになって、状況の難しさや真剣に考えている様を伝え、魅せることができると思います。言い方が悪いかもしれませんが「演出をする」ことでもできると思います。
「60秒長考してから打牌する場面」を放送するよりも、「30秒までに打牌する規定の中で、29秒ギリギリまで考えて打牌する場面」を放送する方が、時間として30秒も短いのに緊張感を受け取りやすいように思いませんか?
カメラワーク配慮による全体のスピードについては割とどうしようもないなとは思います。カメラワークのこと抜きにしても、ある程度ゆっくり展開した方がライト層に見やすいのはその遠いですので。
手牌と顔をそれぞれ別の画面で映すために全体的にタメが必要になってきているので、いっそのこと1画面で両方入る形式にできないか?をすると、Mリーグの良さが失われるようにも思います。
ですのでまずは長考や試合前後の尺の調整によってどれだけ時間短縮できるか、やってみてからでもいいのではないでしょうか。
3.第二試合までの繋ぎが長い
結局ここの長さが一番気になりますよね。
Mリーグあるあるその②:第1試合のチーム順位まで観終わってから急いでお風呂に入ったが、お風呂から出てきたときに第2試合が始まってすらいなかった。
計算したところ、インタビューが終わった後から第二試合の開始までは22分(試合終了直後からだと35分)ありました。これだけ時間があれば、確かにお風呂から出ても試合も始まってないこともありますね。
コマーシャルの時間が確かに長く、出場選手紹介を挟んで分けていますが、その前後だけで10分あります。しかし番組としてカットできない長さ規定はあるでしょうから、このCM間の部分をいかに短くできるか、を考えましょう。
流れとしてはインタビュー2人分→解説と実況のコメント→対局内容の振り返り→点数変動→スタッツ→チーム順位→解説と実況のコメント です。こう見ると確かに盛りだくさんですね。
インタビューは2020年から2人インタビュー形式。2人必要か?はありますが、インタビュー自体はMリーグの特徴からはあった方が良さげ。
解説と実況の振り返りからチーム順位まで、一連の形式は分かりますが、丁寧すぎる嫌いもありますね。あと私は2021年から追加された点数変動、これは結構要らないと思いますが、どうでしょうか、?あのデータから言えることって「1着の人が途中まで4着で苦しかった」とか、あるいはその逆とか、見てわかることしか無くてバリエーションがかなり限られていると思います。いち解説者として渋川視点で思い返してみても、あの場面で何か気の利いたコメントを言っていた記憶が無いです。
チーム順位はまあ確かに要るかあ、といった感じですが、それに対するコメントは序盤はまた同じ言葉の繰り返しになりそうで、手短かでもいいかもしれないですね。
改善案
まずはどのコーナーが要らないかという視点で考えるよりも、一個一個の時間を整理した方がいい気がしました。コーナー自体はいるけど、そんなに長さ要らないんじゃない?というものが多い気がしました。
1.でも述べたように、序盤にチーム順位について聞いても「まだ序盤なので~以下略」これの連続になるだけですよね。インタビューの時に選手からこれを聞いて、解説と実況のパートでも解説からこれを聞いて、チーム順位を見ながらまた解説がこれを言わされているように思います。だからそれぞれのパートを長々とやらないで、話すことを絞ればまずは結構時間が縮まるのではないかと思いました。
次に不要かもしれないコーナーを考えるとすると、チーム順位は二試合目の試合中に必ず触れるわけですし、第一試合のあとの一時的な順位ってあまり意味が無いと思いますので、チーム順位は特に残り30戦くらいまではまとめて二試合後でもいいような気がします。そのようにすること自体が、「まだ順位を気にする段階ではない」ことをわざわざ解説が言わなくても暗に示していることにもなりますし。
前述したように点数変動データは私は無くても困らないかなと思いました。
スタッツも実際はあまり意味はないのですけど、見方として面白いので私はあってもいいと思います。(むしろ雀魂とかアプリでも真似して終局後にスタッツが出てきた方が雰囲気が出て面白いのではないかと思っています。段位戦では正直実用性は無いですが、友人戦ではあった方が盛り上がりそうです。)必要とは思いますが、順位に関してたっぷり時間を使ってコメントする必要はなくて、もっとさらっと流していいと思います。
本当は出場選手紹介をCM挟まないで実施して、前後のCM分10分強を短縮してくれるのが1番テンポいいと思います。(スポンサーのCMばかりではないから短縮できなくはない?)
4.そのほか
10月4日の試合を通しては現れなかった部分について言及したいと思います。
トラブルによる遅延が長い
何かトラブルが発生した時にやたらと時間がかかります。まずは卓にトラブルがあった時。復旧までにかなり時間がかかります。ある程度仕方がない事ではありますが、問題はその頻度が高いように思います。なんであんなに壊れやすい?
卓トラブルは仕方がない事でもあるのでまだいいのですが、選手が山を崩したり、牌を晒してしまった時に手を挙げて自己申告した後の裁定に時間がかかり過ぎのように思います。
例えば山から一枚こぼして見せてしまった場合、そのくらいで絶対ペナルティにならないはずなのに、選手が手を上げるとそこから5~10分くらい進行しなくなることもあるので、勘弁してくれよと思ってしまいます。(初週では滝沢さんが山を崩してしまい裁定待ちとなってイエロー判定となりましたが、とても速やかに行われました。このような簡単な状況に対してはかなり改善されているかもしれません。)
しかしだからといって選手が自己判断でグレーな場面でも進めてしまう方が問題があります。これは私達の仕事においても同じで、こういう場合は多少時間が無駄になったとしても慎重に対処することが正着だと思います。
しかし、「こういう場合は全然OKなので、手を挙げて試合を止めないでいいです。当事者間で確認し、進めてくれていいです」という範囲があってもいいのではないのでしょうか?(現時点であるのかないのか分かりませんが。)もっとクイックに対処できるように2段構えにしておいても良いのではないかと思います。
例えば山を崩しても「〇枚以内だからこのまま続けてもいいですよね?」と選手間で確認して、確認が取れれば「失礼しました」といって再開するとか、そういうことです。初週だとたろうさんが王牌を晒してしまったときに、このように速やかに続行されました。4日目は開幕で多井さんが牌を崩してしまったときに、見せ牌は1枚だったのに一応裁定を待とうとしている感じをしていましたが、堀さんが構わずにツモりにいって試合が続行されたのでちょっと面白かったです。
このように、何でもかんでも裁定待ちまで持っていかないでいいんじゃないかと思える場面が結構あるように思います。
これは規定を分けて決めておいて選手間へ周知徹底する努力で何とかなる部分ですので、是非とも修正していただきたいです。
最終決戦が間延びしすぎる
最終決戦の日は出場者全員のインタビューもあるし、優勝者コメントもあるし、時間がかかり過ぎて閉幕式がまともな時間に始まらないのも何とかしてほしいです。
特に条件確認に時間がかかり過ぎるので、前期のようにオーラスが連荘するとグダグダになります。前期の最終戦はその後の閉幕式もパブリックピューイングにしたことを考慮して17時から開催されたのに、結局番組が終わった時間は23時を越えていました。その後に休憩を挟んで行われた閉幕式の時間には終電が無くなってしまった人も結構いたとか。
そもそもなんですけど、いつも19時から開催なのに最終日だけ17時開催なのも体が反応しなくて結構きついです。私は相当注意したのでミスしなかったですけど、19時が体に染みついていてせっかくの最終決戦なのに見逃してしまった人も結構いたのではないでしょうか?あとそもそも17時からは見るのは仕事の関係からキツイってひとも結構いたと思います。(私はかなり早い段階から在宅ワークの申請を出していて大丈夫でした、。)
かといって最終日は盛りだくさんになるから1試合だけにするということは出来ないと思います。2試合あれば11取ってトップが44であれば一日でおよそ200pt近くをひっくり返せる可能性がありますが、1試合だとさすがに条件が消えるチームが出てきて見応えが無くなるからです。
園田さんのインタビューが長すぎる
2日目の放送でも4分近くこれで持っていかれていました。
これは許してやって下さい。
改善案
出来る範囲の改善案としては、まずオーラスの条件確認はもっとクイックにできるように、スタッフを増やすとか、敗退しているチームから勝又さんみたいな計算早い人を連れてくるとか、工夫してやってください。
あとMVP、ラス回避、得点王の表彰はレギュラーシーズンが終わったタイミングでするようにしましょう。毎年のことですが優勝チームにこれらの選手が該当しないので、変な感じになります。あくまでレギュラーシーズンの中での成績でこれらは決まっているので、レギュラーシーズン終了後にやるのがベストだと思います。前期なんてMVPの瑞原さんがいるパイレーツがセミファイナルで敗退しているので、どう考えてもタイミングが違うなと誰しもが思ったはずです。
最終日は2試合連続でやらざるを得ないので、17時か百歩譲って18時開催にするか。私としては前述の案と合わせて、「最終日は18時30分から番組開始で前説や状況説明などの口上を終わらせておき、19時ちょうどから対局開始にする。」これだと19時にチャンネルをつければ始まりますので体にも無理がないです。或いは閉幕式をその日にやらなくてもいいのかもしれないですね。次の日曜日の昼にがっつり時間を取って、その後は優勝チームの会見とか祝勝会とかそういうイベントにしてもいいのではないでしょうか。
あとは園田さんには少なくとも2位か3位だった時にはインタビューを振らなくていいと思いますし、1試合目が延びた時は振らないとか、できるだけ配慮したらいいと思います。
引ツイ頂いた感想や改善案など
引用ツイートしてくださった読者の方の感想や改善案を紹介していきます。ご意見の数々、ありがとうございました。
頂いたご意見全てを紹介しきれず抜粋させていただきました。すみません。。
たくさんのご意見ありがとうございました。これだけたくさんの意見が得られるのなら、いつかテーマを設けたスペースでもやってみたいなとも思いました。
試合の間の時間が長いことは概ね皆さんが思っていたことであり、19時対局開始案は多くの方が賛成でしたので、少し安心しました。関係者の方に届き、少しでも反映されれば1視聴者として幸いです!
まとめ
私もMリーグの放送が夜遅くまでになってくると、次の日の仕事を考えてきついなって思う日もあります。2試合目によくわからん場面で長考が頻繁に入ったり、卓でトラブったりしていると尚更時間が気になりますね。
できるだけストレス無く観るために、運営側にも出来る範囲のことは考慮してほしいなあと思い、届くか分かりませんが問題提起をしました。
この投稿を機に皆さんで考えてくださった方が、私が考えたものよりももっと良い案にたどりつけると思いますし、Mリーグだってまだ5年目で試行錯誤している段階なので、「どうしたら良くなるか」と視聴者が勝手に考える要素も楽しみの一つだと思います。
一方でこれを書いたことで懸念しているのは、読んでくださった皆さんが、本放送が「長い」という感覚を以前よりも過敏になってしまい、視聴を楽しめなくなってしまうのではないか?ということです。
ここから先は
Mリーグ2022まとめ【序】(20本)
昔の記事あんまり読んで欲しくないので値段上げました。2022年シーズン序盤12月末までに書いた20本の記事のまとめパックです
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