見出し画像

Mリーグ2022ドラフト予想

*特に辛口ではありません。
 ついに来週に迫ってきたMリーグ2022のドラフト。今更感もありますが、私の最終的な個人的予想も書いておきたいなと思いました。もちろん大きく外す可能性も高いですが、残しておいて後から答え合わせしたいなと思います。

 おさらいですが、ドラフトで指名されるのはサクラナイツ1名、パイレーツ2名です。今回ドラフトは放送されませんが、パイレーツ1名→サクラナイツ1名→パイレーツ1名の順で指名権があるはずです。

 この2チームが指名するのではないかなと思う選手の予想に加えて、最後には今回ドラフトを生放送しないことについての私の考えを書きたいと思います。

サクラナイツ


 まず、現状のサクラナイツに何か足りないものがあるか?という視点で考えてみたいと思います。サクラナイツって雀力が高く、バランスも良くて、主観的ですがアンチが極めて少ないチームであるようにも思います。しかし、私がこれまでnoteにも書いてきていますが、サクラナイツってサポーター数が全チーム中一番少ないんですよね。(1月時点で302人)
 2019年、2020年は「加入するのが1年遅かったから仕方がない」とみなされていましたが、2020年になっても一向に増えていませんでした。今回優勝したことでさすがに伸びているとは思いますが、すみません、最新情報の誌調べ方が分かりませんでした。
 このサポーター数について、Twiterで誰かが言っていた「サクラナイツはみんなの二番手」というのが妙にしっくりくるなあと思いました。

 また、これは私が4月ごろにまとめた、2022年2月時点でのTwitterフォロワー数ランキングです。*最新とは少し変わっていると思います。

 これを見ていて、岡田さんは圧倒的にフォロワー数が多いですが、実は他3人のフォロワー数が少ないです。沢崎さんと堀さんはいかにも実力枠といった感じで、そもそも更新頻度も多くなくて注力していないですね。内川さんがそこまで多くないのは意外でしたが、確かに、YOUTUBEチャンネルや麻雀以外の番組にたくさん出ているわけではないですからね。
 さらに言うと、ダントツ一位の岡田さんはマルチに活躍されているタレントなので、このフォロワー数すべてがプロ雀士としての岡田さんの活躍を見ている人に直結しないと思います。この中でMリーグを観ている人が何割くらいいるのか分からないですね。そう考えると、一つの指標にフォロワー数を持ってきて考えてみても、サクラナイツは人気面で確かに少し弱いのかもしれません
 もちろんサポーター数やフォロワー数がすべてではありませんが、やはり優勝を果たしたチームとして、今後は人気も高めながら連覇を目指したいですよね。

 この課題解決のために「人気を増強しつつ雀力を落とさない」という方針に基づくと(←実際この点を気にされているかは全く分かりませんが、、)、おおまかな選出傾向が決まってくるのではないかと思います。
 まずは現状の沢崎さんのような老獪・レジェンド枠を選出する路線からは脱却するのではないかと思います。また、当時の堀さんのように「実力は申し分ないけどライト層への知名度や人気が(堀さんの場合は当時)そこまでではない」という人も選出しないのではないかなと思います。かといって、「知名度や人気はあるけど雀力が…」という人は、森井監督の性格からしてもサクラナイツファンの思いとしても望まれていないように思います。

 ではどんな人を選出しそうか?私の予想は、「現状でも人気がそこそこ、雀力そこそこだけど、どちらもこれから伸びる可能性がある若手~中堅」これが一番しっくりくるんじゃないかなと思っています。これに当てはまる人で考えると、、

 山脇千文美さん(連盟)が私は最も理想に近いのではないかと思います。
 山脇さんは実績も十分ありますし、この条件に合致することに加えて、「Mリーグチームをつくろう」(Mリーガーが非Mリーガープロを選んでチームを作る企画)で堀さんに指名されています。その際、堀さんは「鳴きを多用するので参加する機会が多い。参加が多い人は成長しやすい」と説明していたので、堀さんから見ても山脇さんはさらに成長する可能性を感じたのかなと思いました。また、近代麻雀のアンケートでは岡田さんが山脇さんを挙げています。(ちなみに堀さんは「同情を込めて」と添えて仲林さんを挙げていました。) この時の岡田さんの理由は、「鳴きを多用する女流雀士がMリーグにはまだいないので目立つと思う」というもので、確かに面白い視点だなと思いました。森井さんが二人の意見を参考にするかは分かりませんが、少なくとも条件の合致度は低くないんじゃないかなと思います。
 (正直、私はこの山脇さん予想がまあまあ自信があるので、この記事を書こうと思ったといっても過言ではないです。)

 他の候補者は?と考えてみると、山脇さん以外にあまり思いつかないんですよね。一番理想的なのはそれこそ伊達さんみたいな人なのかなって思うんですけどね。ちなみに岡田さんを選ぶ時に伊達さんも候補にあったと森井さんは以前言っていましたね。
 
 理想と合致する選手からもう少し領域を広げて、「雀力は充分、人気は伸びしろがある人」「人気は充分、雀力は伸びしろがある人」まで候補に考えてみると、一般に候補として挙がっている鈴木さん、仲林さんは前者に比較的近いように思いますので、選出される可能性は十分あるように思いますね。

パイレーツ


 パイレーツはサクラナイツよりも目的が分かりやすくて、それは当然「ファイナルシーズンに進出できる可能性が高いチームにする」ことだと思います。強いチームにすることが最優先で、人気とのバランスとか求めている余裕はないということです。人気に関しては小林さん瑞原さんが十分人気があり、サポーター数もそれなりに多い(1月時点で全チーム中3位)ので、サクラナイツよりもシンプルに強い人2人を選出すればいいと思います。(無論、2人におんぶにだっこの体制は継続すべきではないですが。)

 その際に、やっぱり一番候補になるのは渋川さんだと思います。むしろ気持ちよく第一候補で選んでほしいくらいに思います。渋川さんが有力ではないかと思う理由は、単純に「雀王だから」「YOUTUBEで人気があるから」だけではなくて、実況の立場からかなり多くのMリーグの試合をじっくり見ていたことが結構な強みであると私は思います
 なぜなら、Mリーグは各プロ団体の上位リーグにいる人が実力に見合うように活躍しているかといえば実はそうではなくて、特に最高位戦の上位リーグの選手は実力に見合った成績が出ていません。その筆頭が園田さん、村上さん、たろうさん、そして元パイレーツで契約終了になった石橋さん、朝倉さんだと思っています。
 つまり、欲しいのは「プロ団体リーグで強い人」ではなくて、「Mリーグに適応した打ち方で、勝てる人」だと思います。そうなった時に、先に示した理由から、渋川さんは適正として抜群だと思います。(実際に適応できるかは分かりませんが、少なくとも適応できる可能性は他の人よりもあると言えると思います。) 仕事柄、他の選手の打ち筋や特徴を事細かに見る機会があったことは、今後試合結果に還元できる可能性があるように思います。

 渋川さんみたいな経歴でMリーグ適応力がある人って他にはいないので、そうはいっても二人目は団体で結果を残している人の中から人間性や人気、コミュニケーション能力込みで選ぶしかないのかなって思います。そうなると実に月並みな予想ですが、
鈴木さん>仲林さん、醍醐さん くらいに落ち着くんじゃないかなと思います。Mリーグへの適応力って意味ではこの三者は未知数で分からないですね。(単純に団体の括りから「最高位戦だとまずい」とか判断するのも違いますし。)

じゃが林さんに勝ってウッキウキの渋

 ちなみに渋川さんについて、福地さんのnoteの見解は「なるほどな、そういう考え方もあるか」って思い知らされました。有料部分の内容なので詳しくは触れませんが、渋川さんファンの方にはできれば読んで考えてみてほしいなと思います。有料ですが。。


ドラフトを生放送しないことについて


 最後にこの件について、有料記事として触れたいと思います。今期ドラフト生放送しないことについては否の意見の方が多い印象でした。「人間ドラマが観たいのに!」「手抜きしちゃいけないところだろ!」「分かっていない!」というような意見が多かったように思います。

〈宣伝です〉下記マガジンを購入くださいますとこの記事を含め、私が2022年9月末までに書いた記事は一括して全て読めます。他の記事でも興味があれば是非ご検討くださいませ。


 以下、私の感想です。

ここから先は

1,547字
この記事のみ ¥ 200

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?