いきなり始めるタロット生活①マルセイユタロット奇術師のカード
タロット占いを自分でしたい時
「78枚のカードの意味を覚えないといけない」と思って
なかなか取り組めない方多いのではないでしょうか?
たしかに覚えることはゼロではありません。
が、タロットカードは本来トランプと一緒で、
「ゲーム用」に作られたものです。
だから「正しい占い用の意味」はありません。
タロットカードは自分の問いに対する答えではなく
そのカードの世界観から今を見直すツールである。
タロットの世界観から、「現実を見直す」という「リビジョン」
という方法がとても役立ちます。
困った時に友達に相談したら
「え?そんな考え方あるんだ!」
ってびっくりすることないですか?
上手くいかない時は上手くいかない捉え方をしているのです。
行き詰りやすい人は一つの視点からしか見れていないのです。
タロットカードの大アルカナは、
今あなたに必要な世界観・視点はこんなものですよ。
ということを22枚の世界からお知らせしています。
その世界観・視点をあらわす世界観を
それに対応する本を紹介しながらお話ししようと思います。
⑴「1」「奇術師」というカード
このカードにはなにが描かれているでしょうか?
「机の上にモノがのっていて、それで何かをつくろうとしている男性」
が描かれています。
カードからのメッセージは
「今のあなたの状況がこのような状態なんじゃないか?」
です。
え?どういう意味?
「モノは全て揃ってるんやから、あるのモノでなにかできるでしょ?」
これならわかりますか?
さらに目の前にあるモノは「モノ」なので、
あなたから、能動的に何かしないとなにも起きません。
⑵この世界観に対応する本は?
「余ったパンで魔法のレシピ」です!
「あるもので作る」がポイントです。
⑶まとめると?
このカードの世界観は???
①道具はすでに揃っている。
②あなたが自分でアクションしないとはじまらない。
もし、「英語をしゃべれるようになりたい!だから、
英会話教室にいこうかな?やっぱりスピー〇ランニングかな?」
と迷っている時にこの「奇術師」のカードをひくと?
カードからのメッセージは?
①道具はすでに揃っている。
②あなたが自分でアクションしないとはじまらない。
カードは、英会話教室といっているでしょうか?
スピー〇ランニングといっているでしょうか?
もしかしたら中学校の教科書を
もう一度読み返してみることかもしれません。
正しい答えは一つではありませんが、
このカードに描かれていることは
新しくなにかを手に入れる必要があるとはいっていません。
カードは「答え」ではなく、
あなたに今必要な視点を教えています。
なのでカードは意味を覚える必要はなくて、描かれている絵から
現実を見直すためのツールなのです。
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