いきなりはじめるマルセイユタロットその⑩吊るし人
わたしがひいたらぎょっとなるカード
それは吊るし人のカードです。
手足を縛られれて、木からつるされ
身動きのとれない男性が描かれています。
でも男性の表情は穏やかで頭には後光が照らされています。
この男性は身動きの取れない状況であっても
それを受け入れて抵抗せず
納得しているように見えます。
足はつるされて手は縛られているので、
行動がとれません。
このカードは、
「あなたは今こんな状態ですよ。
だから自分の内面にフォーカスする時ですよ」
ということをお伝えしているカードです。
具体例を挙げてお話してみます。
彼から急に連絡がこなくなったら
「どうしたら、彼から連絡がくるだろう?」
と知りたくなります。
この時心の奥では
「なにかうまくいく方法があるんじゃないのか?」
「正しい行動さえとれば思い通りになるんじゃないのか?」
と思っているわけです。
でも吊るし人のカードが出たのであれば
うまくいく方法があるんでしょうか?
答えは「わかりません」です。
この世には、答えがすぐにでる問いと
答えはすぐにでなくても
考えることが必要なことがあります。
答えがあると「正解を調べる」
という行動をとりますよね。
これは実は考えてはいないのです。
彼から連絡がこないことって
自分にとってはどんな意味があるのか?
彼から連絡がないのを気にしている自分は
何が起きているのか?
こんなに心配ってことは
彼が大切だってことなのか?
正解はありませんが
そのような質問をすることで
彼のことや、自分のことを
見直すことができます。
ここで、カードをよく見ると
吊るされた男は、
恍惚の表情を浮かべています。
苦しんでいるわけではありません。
「彼から連絡が来ないどうすればいいか?」
そのことをカードで占うことで
「彼から連絡が来ない」
という状態を客観視できます。
「悩んでいるわたしを客観視する」
というのは、一種の瞑想状態ですね。
「彼から連絡が来ない」ことを受け入れられず、
どうにかして彼から連絡がくるようにしたいというのは
彼に執着している状態です。
この執着とは、彼の特別な存在でなくなる恐怖つまり
「彼の恋人である自分」と「自分」が一体化してしまって、
そんな自分が崩壊してしまうのか辛いのでしょう。
アイデンティティの崩壊を恐れているのです。
もしかすると彼の喪失よりも、
そっちの方が辛いのかもしれません。
この世には正解がないことも
たくさんあります。
その時にどのように答えを導きだすか?
吊るし人のカードは
答えのない問題に対峙した時にこそ
考えることが必要だと
語ってくれています。
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