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【映画鑑賞】漫画・アニメも見ずに初めて鑑賞したゴールデンカムイ

話題になってた、気になっていた、そんな映画ゴールデンカムイを観てきました。
映画だけでこの投稿が書けるのかと思いつつも書いてみようと思った次第です。

制作スタッフには映画 キングダム制作者も参画され映像は本格的なものとなることから楽しめる映画に仕上がってるのは想像できます。

ただ漫画を実写化した作品は過去残念な思いをするものがままあります。人気があるから映画化されるんだろうけどディープなファン層が思っている部分って難しくギャップが目立ってガッカリし残念になりかねない。この点、私はこの映画を漫画・アニメも見ずに映画から開始するので世界観はこれから観る2時間半ほどでそのとっかかりだけ感じられれば良しというハードルの低い目標。

本投稿はファンの方が見たら初心者が失礼なことをのたまわってると思われるので私が凄いと思った2点に絞った内容にします。
1.俳優さん達の本気度が凄い
2.  戦争シーン、北海道のシーンの描写に驚く

それでは早速1.からですが、
まず俳優さん達の中で主人公 杉本を演じた山﨑賢人さんの演技です。リアリティを感じたのは山崎さんの肉体が戦争を生き抜いた不死身感を表現した姿。10キロ増量したそうでとにかくたくましい(ジョジョの時と格段の違い😀)。後から舞台挨拶をYouTubeで見たので納得しました。

次にアシリパの山田杏奈さんです。存じ上げなかった女優さんですが、話題の変顔は初見でも見事ですよ。熊と格闘、杉本とのアクションシーンも凄いの一言。アイヌ人という役柄が神秘的な側面とオトボケのシーンが混在していて殺伐な展開が多い中で重要な役割だとわかります。

玉木宏さん演じる鶴見中尉は帰宅してから観たアニメ版より緊張感あった。杉本の頬に串を刺すシーンやるんじゃないかと思いながらも唐突でS感があって怖ーい。馬で追いかけるシーンもどこまで追っかけていくんかい…。不気味な存在はストーリーにとっても重要ですね。ここから更に期待してます。

尽きないのでこのあたりで1.は終わりに…明治って時代は政府が安定せずまだ武士の精神も残っているんだろうから国力が向上するのとともに、凝固な信念や野心の持ち主が多い時代。本当に苛烈で殺伐した仕打ちも多かったのかなぁって想像しました。一方で生きる力・目的があるってのはやっぱりすげ〜って思います。

次に2.です。

まずは序盤に出てくる日露戦争の旅順の戦争シーンは明治の戦争が双方とも突撃による肉弾戦のシーンが凄い。これは物語の世界観を描くのに重要だけど昔、日露戦争を描いた二百三高地という映画があったのを思い出した。昔の戦争って冷静な判断があるように見えて結局は突撃して陣地を広げるしかないのかっていう人命犠牲が前提というのが何とも切ない…。

北海道の各シーンも恐らく映像での表現が心配されてたところでしょう。でも心配ご無用じゃないでしょうか。

熊との遭遇、格闘のリアリティのあるシーン、明治の生活観のある街にアイヌの集落、大自然を相手に生きるすべを普段知らないから驚かされるばかりだ。

わかるわかるーなんて誰も見た事無いし言えないゴールデンカムイの世界にワクワクする!

北海道、またぎ、アイヌ、その生活形態、変態ばかりの登場人物(笑)に耐えられるのか、そんなこんなと思いつつ翌日にはTSUTAYAで借りて読み始めましたー。

やっぱ面白いわ🤣ゴールデンカムイ!

最後に鑑賞時に映画館でもらったプレートです。

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