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はじめての part2

きものが好きで
纏うことを覚え始めて、はや5年ほど。
纏えない日々も往々にあり、手が忘れてしまうことも多々あり、
まだまだ初心者ですが、
ついに はじめての はじめての
もんぺを履きました。

もんぺを履きました。
え?もんぺ??

自転車に乗る必要があるとき、でも きものを纏いたいとき。
歩く?いや、でも行かなあかんとこあるしな、あかんな。
思い切って自転車乗ってまうか? いや、 やぶれるしな。

そんななか、どうしたもんかな、と思いつつ、
自転車で着物を纏う方法を調べ始め、
もんぺを履くという一つの結論に至りました。
おばあちゃんが よお履いていたな。藍色のあれやな。
藍 ええいろやな。好きやねんな。
でも、なんとなく、おばあちゃんぽいよな。(※個人的見解です。)

きものを纏いながら、生活したい!それも普通に、何の支障もなく。
ついに、はじめてのもんぺ デビューしてみました。

どきどきするけれど、履いてみたら、え、ちょっと待って。
めちゃくちゃ暖かいやん、これ。
めちゃくちゃ便利やん。
なんの心配もなく、ママチャリで脇目も振らず疾走できる。
ネギをかごに乗せたり、子どもを乗せて、あふれんばかりの荷物を乗せて。

こんなに快適やったのか。
もんぺよ もっとあなたの良さに気が付いていたら。
あぁ あぁ。
もっと子育てしながら纏うことができていたかもしれない。

着物を纏うと、背筋が伸びる思いになり、
所作や立ち居振る舞いに気を配り、もっと美しくいたい、そんな思いになります。
着物を纏う人が増えてほしい、自分ももっともっと纏う機会を増やしたい。
そんな思いで、なんでもない日も、郵便局やスーパーにも、半幅・下駄などで出没していましたが、
やはりそういうことができるのは、自分の時間や気持ち的余裕があるときだったと振り返って思う。
もっと着物を纏うハードルをさげて、日常生活になじんで、
ちょっと着物でいられることのあったかさを感じることができれば、
着物を纏う機会が増えるのではないか、
もちろん晴れの日やお出かけの際の着物はもちろん、
もっともっと日常生活になじむ着物生活をおくることができるのではないか、
もしかしたら、自分と同じように感じている人もいるのではないか。
そんなことを考えるようになりました。

もっと纏うハードルが下がり、日常生活に寄り添える着物という存在がそばにあれば。
もんぺの存在は、私の中で、着物をなんでもない毎日に纏える大事なアイテムとなりました。
これで、自転車に乗っても、大丈夫。

纏う機会を増やしていこう。子どもたちにも纏っている生活を見せよう!
そう思った一日でした。

着物をまとう先輩方にもたくさん会いたい、お友達を増やしていきたいと
改めて思う日々です。

みなさんが着物を纏うときは どんな時ですか?
纏うときの工夫ポイントは 何ですか??

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