ゴーストフィクサーズ 伏線まとめ①「到着」
〜1話のタイトル「到着」〜
これは誰がどこに到着したことを表すのか。
初めてゴーストフィクサーズ1話を読んだ時、
最果が御厨ヶ丘ニュータウンに引っ越してきたから「到着」というタイトルだろうと思っていた。
しかし、最新22話まで読んだ今、1話を読み返してみると違う解釈ができることに気づく。
1話終盤、最果とひふみ 2人の会話場面から、
徐々にズームアウトしていき、街全体が映し出される。
そして最後のコマは真っ黒な背景に
#1 到着
と言う文字が出てきて1話が終わる。
なぜこんな描写をしているのか。
なぜ2人からズームアウトして街全体を映す必要があったのか。
これは、この時、この街に別の何者かが到着したという暗示ではないだろうか。
まず時系列を整理しよう。
1話冒頭の日付は2034年10月、
この時点で正確な日付は不明。
2話冒頭、翌朝とある。
最果とひふみは学校へ行き、
最果が自己紹介をする場面が出てくる。
黒板に名前を書いているが日付は見切れている。
しかし単行本1巻の見開き1ページ目に
この自己紹介の時と同じ黒板が描かれており、
日付は10/19であることが判明する。
つまり2話は10/19の出来事なので
1話は10/18の出来事だとわかる。
番外編3 異常報告書にて謎の窪みが報告される。
野鳥公園のシス値計で-10.8が観測されたのが10/18 16:01
1話でひふみは下校中に襲われたと言っていた。
中学生の下校時間も大体このくらいの時間帯ではないだろうか。
つまり、この時 斑鳩 が三大奇跡のタイムトラベルによりこの時代のこの街に「到着」したことを表しているのではないだろうか。