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【道東旅行⑥】完結編:ナイタイテラスはオススメ(2024/09/04)

 もともと3泊4日予定だった夏の道東旅行が、台風の影響により結果的に8泊9日になってしまった話の第6弾です。いよいよ完結編です。

↓過去回シリーズはこちらから


■6日目(8月18日)

・釧路市立博物館

 惜しみながらドーミーインをチェックアウトし、スーツケースをガラガラ引きながらバス停に向かいました。レンタカーを借りている間はバスのことなど全く調べていなかったのですが、釧路は想像していたよりはバスの本数が多くて利便性高いと感じました。特にドーミーインの近くには、多くの路線が停まるバス停がありました。ここから次の目的地である釧路市博物館へ向かいました。

 

 3泊4日の旅程でしたら行ってなかったのですが、時間はあるけどお金と移動手段がない・・・という状態で、家族全員の最大公約数的な選択肢で、こちらの博物館へ向かいました。

 こちらは、釧路地域に生息する動物や自然環境に関する展示、またアイヌ関係の資料や北海道の歴史にまつわるものなど、実に資料が豊富で見ごたえのある博物館でした(無学のため薄っぺらい感想文)。

 余談ですが、北海道を舞台にした漫画・ゴールデンカムイの作者の方が、執筆の参考のためにこちらの博物館を訪れていたとのことで、直筆サインが飾られていました。(私は読んだことないのですが、、すみません。)

 博物館を出たあとは、いよいよ四宮琴絵さんからの提供場所(宿泊場所)への移動です。

↓四宮琴絵さんとの経緯はこちらの記事から。

 お相手もあることなので詳細は書けないのですが、「対価を払ってゲストハウスやホテルに泊まる」という状況とは異なり、プライベートな空間にお邪魔させていただくお話でしたので、消耗品やタオルなどいろいろ買って持参しなくてはと思い、ショッピングセンターに寄りました。ただ、何がどの程度必要なのかは未知数で、買い物には非常に悩みました。(帰りは飛行機だし、そんなに荷物も増やせない。)

 いろいろありましたが、そんなこんなで、この日は久しぶりに靴を脱いで足を伸ばして座れるところで落ち着くことができました。いろいろ緊張が続きましたが、この晩はぐっすり寝た気がします。

■7日目(8月19日)

 この日は食料品を買いに外に出たくらいで、いわゆる観光は全く行いませんでした。溜まっていた疲れが一気に噴き出し、また、急に寒くなったのもあり、私は少し体調を崩してしまい昼間も横になっていました。

 余談ですが長男はこの旅行の前には自由研究には手を付けておらず、旅行から帰ってきてから取り掛かる予定でした。しかし帰宅が遅れることになり、帰宅してから学校始まるまでは1週間未満になってしまうため、釧路滞在中に自由研究を終わらせてしまおうという話になりました。

 2日前に釧路で講演会を聞きにいったタンチョウのことをまとめて自由研究にすることにしました。というわけで、この日は自由研究を一生懸命まとめていました。

■8日目(8月20日)

・足寄動物化石博物館

 この日は急きょレンタカーを借りて十勝方面へ足を運ぶことにしました。延泊が決定したときから、せっかくだから十勝方面にも日帰りで行っておきたい!と思っていたのですが、あまりに疲れすぎていて、また遠出して体調崩したらどうしよう…と思って、レンタカーの予約も決め切れずにいました。結局、最終的に決めたのが当日の朝だったこともあり、予約可能な出発時間(貸出開始時間)が少し遅くなってしまいました。9:30が貸出開始時間でした。当日中に返す予定で組んだので、営業所が閉店する18時までには戻ってこないといけません。

 レンタカーを借りるとき、
店員さんから「今日は釧路市内を観光ですか?」と聞かれたので、
私は「帯広方面まで行きたいんですけど、さすがにこの時間からだと18時までに戻るのは難しいですかね?^^;」と言いました。

※釧路~帯広、片道約120km

 店員のお姉さん、少し言葉を飲み込み、時計を見る。
「えっと・・・道路の混み具合にもよると思うんですけど・・・そうですねぇ・・・ここから高速乗るまで30分くらいかかるんですよね・・・」

やはり、帯広は難しいか。でも、ネットで見た「ナイタイテラス」ってとこには行ってみたい・・・

 悩んだけど、とりあえず釧路から十勝方面に向かう高速には乗ることにしました。

 車に乗っている最中にスマホで調べ、「足寄動物化石博物館」の存在を知りました。そういえば化石は子供たちが好きかもしれない・・・入場料プラスで体験料を払うことで「化石発掘体験」もできるとのことで、行ってみました。


撮影可のゾーン

 こちらもまた本格的な資料が並んでいる博物館(薄っぺらい感想二度目)でして、発掘体験は待ち時間も無くサクッとでき、子供たちはお目当ての「サメの歯」が出てきたと喜んでいました。(中身は数種類あり、選べないので何が出るかはお楽しみ。)


化石発掘体験

・ナイタイテラス!!絶景!!

 博物館を出たあと、残り時間を考えると距離的に厳しいかと思われましたが、私から夫に懇願して、ナイタイテラスまで車を走らせてもらうことになりました。スマホで調べていた私は、ここは絶対に良い場所に違いない!と思っていましたが、詳細を知らない夫は、しぶしぶなリアクションでした。

 結果、確かに移動は長いのですが、行ってみて大正解!!


ナイタイテラスから撮影
ひゃっほーい

 到着すると、行く前はしぶしぶだった夫も子供たちも、テンション上がってました。

 ナイタイテラスは、ナイタイ高原牧場の中にあり、画像のような広大な牧場の敷地を見渡せる場所です。全面ガラス張りの飲食スペースもあり、この景色を眺めながらソフトクリームや軽食をいただけます。私はローストビーフ丼を食べましたが、お肉も添え付けのサラダも非常に美味しかったです。

 この日はもうお盆も終わったあとの平日でしたので混んでいませんでしたが、おそらくお盆の時期は満席でなかなか座れないのではないかと思いました。この場所は、みなさんにも是非オススメしたいです!!余談ですが、私は山より海のほうが身近な環境に住んでいるため、こういった広大な大地や山を見ると興奮するんですよね^^;

 ここを出たあとは、レンタカー返却時間を逆算すると時間的に余裕がなかったため、急いで戻りました。戻り途中、通り沿いに日帰り温泉がありました。レンタカーを返す前に風呂に入っておきたかったのでササっと寄って入りましたが、ここのお湯もなかなか良かったです。この日、たまたま入浴料が安くなっていたらしく、4人で1,000円(おとな・こども共に1人250円)で入れました。価格破壊、北海道^^;

 無事にレンタカーを返した後は、この旅行の最後の晩餐。うどんをすすりましたが、「明日ようやく帰れる・・・」と思うと安堵感でめちゃくちゃ美味しく感じたのを覚えています^^;

 釧路にいる間に一度は回転寿司に行きたかったのですが、レンタカーの関係やその他もろもろの事情でタイミングが合わず、今回は叶いませんでした。(泣)

■9日目(8月21日)いよいよ帰路へ


 はい、ようやく帰りの飛行機に乗れる日がやってまいりました。空港へ向かうバスは、私たちが乗り込んだバス停ではほぼ満席で、一部の人が立って乗っている状態でした。空港路線のバスなので、観光バスのような座席の作りですが、補助席はなく、座れない人は立って乗っていました。

 空港に着き、羽田行きの案内をするモニターを見ていたら、なんだか感慨深くなってきました。なぜか私の脳内でサライが流れ始めました。


なぜか目頭が熱くなる


 8月21日、復路便は予定通り無事に釧路空港を出発。羽田を出発した日から実に8日が経過していたとさ。。

 そして何事もなく、無事に羽田空港に到着。サライのサビが脳内リフレイン。


羽田空港到着出口。
両手を挙げてゴールテープを切った気分。

 というわけで、長きにわたる道東旅行記事にお付き合いいただきまして、ありがとうございました!(もしかしたら、近日中に裏面記事を有料で書くかもしれません!)

 さいごに、宿泊場所を提供してくださった四宮琴絵さん、釧路の詳細を舐めるように教えてくださったおだわらさん、オープンチャット上で親身になっていろいろ対応してくださったリスナーの方(許可を得てないので、あえてお名前は伏せます)、本当にありがとうございました。みなさんと共に過ごした夏といった感覚になりました。釧路、また絶対に行きますね!!


おわり 


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ななうみ
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