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ルッキズムから派生して考えたアレコレ(2025/01/27)
冒頭にいきなりパンチの効いたことを書きますが、私の現在の勤め先の代表者は、容姿の話をやたらしています。もちろん、美しい人のことを誉めたりするのが主な発言内容で、その反対については言及しませんが、この話だけ聞いたら「ヤバい職場だね!」「コンプラ違反!」「イマドキあり得ない!」って感じだと思います。私も、そう思う部分もあります。
しかし、今のところ退職したいとまでは思っていません。代表者は個人事業主で、他の部分で「ここで働きたい」と思える要素がいろいろありますし、ルッキズム発言が本気で不愉快になるような人柄ではないと感じているからです。また、もし組織の中での被雇用者という立ち位置での自分の上司がそういう発言していたら引きますが、本件の場合は事業主である代表者が言っているわけですし、本気でそれがイヤならみんな辞めていくでしょうし、その点の責任とか影響を被るのもご自身ですから、いまのところ許容範囲という感じです。
それはさておき、そんな感じですから、ものすごく「いわゆる美人」という方も職場にいます。私は(会ったことがある方には言うまでもないですが)、美容とか自分の見た目に対する投資みたいなものに全く興味がなく、そういう風貌をしております。
その「美人」の人と会話をしていたら、やはり美容系皮膚科に通ったり、髪のお手入れなど、私がやったことないようなことをされているということでした。まぁ、生まれ持った遺伝性の容姿もお持ち合わせだとは思いますが、ある程度の年齢を重ねても美しい人って、そういう投資(努力)もされているんだよなぁなどと、ぼんやり考えていました。
自分はこれまでの人生で、こういった方と仲良くしたり、込み入った話をしたことはなかったので、なるほどと思いながら話を聞いていました。
という反面、「果たして、相手は私のことをどう思っているのだろう?」などと考えてしまいました。考えても分かりようがないのですが笑。
一定の年齢の時期、自分の容姿に激しいコンプレックスを抱いていた年齢の頃なんかは、「あの人は私のこと不細工と思っているに違いない」などと被害妄想している時期もありました。
子供も生まれて、いろんなことがどうでも良くなって、今はさすがにそんなこと考えないですが、先ほどの女性と話していて、ふと考えてしまったことがありました。
私みたいに、もともとの容姿も端麗ではなく、更に容姿への投資も行っていないボサボサの人間を見て
①みっともない。もっと身なりを整えればいいのに。
②私のほうがきれい。
③別に何とも思ってない。(興味ない。)
の、いずれなんだろうとか、どうでもいいことを考えました。
更に、もし仮に、私が「ちょっと見た目への投資をしているが、【頑張っちゃってる感】が否めない、痛々しい見た目だったら?」と思うと、
①うわぁ、痛い。頑張る方向が間違っている。
②何もしてないよりはマシだし、努力を感じる。
③別に何とも思ってない。(興味ない。)
の、いずれなんだろう?とも思いました。
などと考えていたら、私は
「ちょっと頑張ってみても、本人には合ってなくて、痛々しい感じだと思われるような感じになるのがイヤだ。という言い訳をして努力を怠っている。」
のでは?とも思いました。
まぁ、美容に限らずですが、人それぞれ興味が有ることと無いことがあり、それは優先順位が人によって違うわけですから、先ほど出てきた美人さんにとって「興味がないこと」だってあるわけです。
別に、「その人より私のほうが優れている○○があるんだ」とか、そういう話ではなくて、人と競争したらその時点で負けです。私は私、その人はその人。なぜ、学生時代の私は、何かと人と優劣を付けて比べたがっていたのか。
・・・とか考えていたら、「私の良いところってなんだ?」とか考えてしまいましたが、それこそ人との優劣という考え方ですね。
なんのはなしですか。
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