【道東旅行③】釧路の女神が降臨!!(2024/08/29)
もともと3泊4日予定だった夏の道東旅行が、台風の影響により結果的に8泊9日になってしまった話の第3弾です。
↓過去回はコチラから。
voicyの有料放送にも登壇されていた板宏哉さんのTSURUI Sauna&Cabinsに宿泊していた晩に、復路フライトの欠航の通知メールを見るという悲劇があり、そこから一晩明けた朝からの話です。
■3日目(8月15日)
・釧路の女神降臨
結局、昨晩にいろんな案は考えたものの、具体的な行動は何一つ起こせぬまま朝を迎えました。起きてからも、素晴らしい宿の雰囲気を堪能する余裕も無く、身支度や荷物をまとめたりしながらスマホを見続ける時間が過ぎました。
私たちがもともと予約していた宿は、8月15日泊まででしたので、現実的にはこのタイミングでせめて16日に泊まる宿は押さえておきたい状況でした。しかし、既に一度予約したらキャンセルできないタイミングですし、復路の方法が決定してない以上、道内のほかの場所に移動する可能性も考えると、すぐに宿を押さえるという判断ができませんでした。空き状況だけはチラチラ見ていましたが、釧路駅付近だと、条件を選ばなければ、まだ泊まれる場所はあるといった感じでした。しかし、釧路より西側のある程度の規模の都市(帯広など)は、もっと空き状況が少ないように感じられました。
そんな中、釧路オープンチャットの中に、voicyパーソナリティもされている四宮琴絵さんがいらっしゃったのですが、東京と釧路で2拠点生活をされているという琴絵さんから天の声が…
↓琴絵さんのvoicyチャンネル
↓琴絵さんのnote
なんと、帰りのフライトまでの延泊期間、琴絵さんが釧路の滞在場所を提供してくださると仰ってくださいまして、お言葉に甘えさせていただこうという方向に考え始めました。ただ、私は琴絵さんとはお会いしたことすらなく、本当にそんなこと甘えてしまって良いのだろうかという葛藤もありました。
しかし、このとき、心の奥に少し保険的なものが確保されたと感じました。
とは言え、明日すぐにという訳にもいきませんし、このままの流れだと延泊の期間も長引きそうなので全て甘えるわけにもいかず。
・・・などと考えている間にチェックアウトの時間です。
・チェックアウト→いったん釧路空港へ
この日のもともとの予定は、鶴居村から津別町の宿に移動の予定でした。道中で屈斜路湖などを経由するため、その辺を観光しながら宿に向かうという予定でした。
チェックアウトの際、板さんが清掃を兼ねて見送りに来てくださいましたが、そのときに復路便の欠航の話を伝え、まだ具体的に帰る方法が決まっていないことを伝えました。
驚いた板さんからは、以下のようなアドバイスをいただきました。
位置関係としては、
釧路空港ー【約50km】ー板さんのキャビンー【約70km】ー次の宿(津別町)
であり、板さんのキャビンから釧路空港へ向かうと、次の宿と正反対の方向に向かうことになり、移動距離が格段に跳ね上がります・・・
板さんには、その日の宿が津別町であることは伝えていましたが、移動距離が増えたとしても、「今すぐ釧路空港に行ったほうが良いと思う」と仰っていただいて、それまで何も決め切れていなかった我が夫婦は、藁をも掴む思いで、そのアドバイス通りに行動することにしました。
次の目的地とは大幅な反対方向に向かい、昼前頃に釧路空港へ到着しました。私たちが着いたタイミングではカウンター対応中の客は他にいませんでしたので、JAL職員の方にいろいろ確認していただきました。
状況は昨晩に自分達で確認したことと大きく変わりはなく、この時点のカウンターで確認できた状況は下記。
というわけで、カウンターに行くまで一人でも先に帰ることをぼんやりと検討していた夫も、この時点で諦めがついたらしく、ここで21日のフライトを押さえ、その日まで休みを延長する連絡をし始めました。
とりあえず帰りの便を21日で確保して、そこからまた、この日の宿を予約している津別町まで移動(ここから約100km、全て下道)します。しかし、夫も私も、カウンターで直接確認してもらったことで、諦めがつきました。(もちろんANAも空き状況確認しましたが、状況はほぼ同じでした。)
そんなわけでこの日はほぼ一日、車での移動時間が占めました。宿に着く少し手前で屈斜路湖の近くを通ったため、少し降りて景色を眺めてソフトクリームを食べました。
・宿泊場所:ランプの宿 森つべつ
↓この日の宿はこちら
津別峠の近くにあり、かなり山奥にあります。阿寒湖・摩周湖方面の宿を探していた際、お盆の時期の予約であるにも関わらず、1か月前でも部屋が空いていて、そこまで価格が高額でもなかったのと、雰囲気が良さそうだなと思ったので予約しました。
実際のところ、1ヶ月前でも空いていたのは、かなりアクセス難易度が高いということも理由としてあっただろうなと思いました。けっこう行くの大変かもしれないですね。。携帯の電波の無いような道を登っていきます。
それでも、食事もとても美味しくてボリューミーでしたし、非日常感は多分に味わえました!
私は前の晩の寝不足と、この日ずっと車の中で揺られていたこともあり、かなりクタクタでしたが、子供たちは卓球やりたいと大興奮だったので有料の卓球ルームを借りました^^;
この日の晩に、ようやく延泊予定5泊のうちのホテルを2泊分おさえました。できれば同じところに連泊したかったですが、空き状況などからそうも言ってられず、釧路駅付近のホテルを2泊それぞれ別のホテルで予約しました。そして、残りの3泊を、琴絵さんからの提供場所で過ごさせていただくことにしました。
また、今回はお世話になりませんでしたが、琴絵さんの他にも滞在場所を提供しても良いと仰ってくださっていた木下ファミリー繋がりの方がいらっしゃいまして、この場を借りて感謝の言葉を申し上げたいと思います。
夕飯・風呂の後は、コインランドリーの乾燥が終わるのを眠気を必死にこらえながら耐えて待っていました。この旅行に来てから、どこもコインランドリーや洗濯機が使える宿でしたので、毎晩洗濯していました。もともと3泊の予定で、1日は洗濯をスキップしても大丈夫な量の服・下着を持ってきていたものの、真夏で汗をかいた子供の服は、小学生とはいえ男児の洗濯物はツーンと鼻をつくにおいがしてしまう。。なので、延泊が決まった以上、洗濯できる場所では、必ずやっておこうって感じになってました。
また、この時点では翌日以降の予定がはっきり決まっていなかったのに、子どもからは何度も「〇日はどこに泊まるの?いつ帰れるの?もっと早く帰れないの?」と聞かれ、自分の脳みそパンク寸前状態にそんな質問攻めにあっていて、泣きわめいて逃げ出したくなる精神状態でした。
もはや、修行って感じになってきました。
つづく