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「発信は投資」について考える(2025/01/06)

 noteを始めてから1年と少し経ちました。

 始めた当初は、マネタイズなんて1ミリも考えていなかったですし、旧Twitterなどで見ず知らずの人から心無い言葉を浴びた経験もあったので、かなり慎重になってました。

 しかし、(毎日ではないにしても)継続していることで、私の考えなどに共感したり興味を持って下さる方が少しだけでもいらっしゃって下さることを実感しています。

 noteを始める前の「note収益化」のイメージは、「”なかなか入手できないレア情報”や”有益な情報”を、お金を払ってでも読みたい人達が購入する」、といったイメージでした。

 しかし、この一年で、何本か有料記事を書かせていただきましたが、私の場合はそんなに有益な情報でもないのに購入いただき、なんだかんだで年間で5桁の金額になりました。

 ここで私が実感したことは、購読者側の購入動機としては、その記事の内容そのものよりも、「この人が書く記事だったら見てみたい」という要素のほうが大きいのではないかということでした。

 例えばですけど、私はゲームを全くやらないのでゲームに疎いですが、あるゲームの誰も知らない超レアな攻略法というのを一般人が編み出したとします。それが仮に実際にものすごい攻略法だったとしても、それまで何の発信もしてなかった人が突然1万円で有料コンテンツとして発信しても、誰も買わないと思うんですよね。

 一般人にまで広く知られ渡っている超有名人やインフルエンサーの発信は別にしても、例えば我々が毎日目にしているSNSで、「更新頻度が高くてよく見かける人」っていると思うんです。いわゆるインフルエンサーでなくとも、フォロワー数が数百人程度の「ホントのフツーの人」でも、自分が長年にわたってその人の発信に触れていれば、その人が自分にとって信用に足るか否か、その人の考えに共感できるかどうかってのは、分かってくると思うのです。

 その人は、世間一般では有名人ではないかもしれないけど、自分にとっては(?)有名人であり、信用や共感をしている人となるわけです。そういう人の有料コンテンツなら買ってみようかなとなるのかもしれません。

 おそらく、「継続してきた発信」無しに、「最初から収益化狙ってギラギラ」って感じですと、上手くいかないのかなって気もしてます。

 そういう実体験を経て、「発信(の継続)は投資」だなと実感したのでした。

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ななうみ
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