見出し画像

好きな小説が復刻する

2023年2月14日、尊敬する作家さんのブログで発表されました。
かぜ江シリーズの電子書籍化。

いや、もう絶対無理だと思っていました。大人の事情で絶対に復刻はありえない。手に入れるのは古本屋のみって思っていました。
定期的にでる三国志の映画や、ジャンルフィーバーで復刻をこのウェーブにのってかぜ江復刻をと何度願ったことか。

ここ1,2週間めちゃくちゃ脳内お祭り状態でした。
どれくらいかって、よくTwitterでみかけるあの「この騒ぎは3日3晩続いた」のあの画像が延々に続いている状態です。

どうしてこんなに嬉しいかって。
小説を読むきっかけになったのは朝香祥先生の小説でした。
一番はじめに読んだのはかぜ江の「青嵐」、もしくは「明日香幻想」でした。あのゆったり日常の中にある危うさ、かけひきは小学生ながらもどんぴしゃではまりました。

かぜ江にはまってしばらく三国志の本を漁りまくりましたよ。
明日香幻想にはまってしばらく色んな古代日本の研究者たちの持論本を図書館で読み漁りましたよ。中には陰謀論に近いものもありました(笑)

かぜ江が発表された当時、三国志ジャンルは蜀か魏か。で呉はいまいちな扱いでした。
あんなにイケメン多いのに不思議なくらい蜀贔屓の本ばかりでした。
捜せば呉の本はあったかもしれません。でも、私が図書館で漁りまくっても、読んでも読んでも、だいたいが周瑜は諸葛亮より劣った陰湿キャラ、呂蒙は人気のあの人を殺した酷いやつ、と描かれててどっちも好きな私の心は砕けてしばらく三国志の本を探すのをやめました。
そんな中でインターネットが広がりつつある中、三国志の呉が好きな人はわりかしおり、その方のHPでおすすめ書籍の頁があって。
北方先生の三国志とか。
2010年くらいに入ってからか、がらっと呉の扱いが変った印象です。
ゲームやら、アニメやら、漫画でも呉の扱いがわりかしよくなったものが増えてきました。ネットで呉がわりかし人気があると知られたからかもしれません。

2023年5月にかぜ江シリーズ第1作「旋風は江を駆ける」の電子書籍が発売されます。
三国志が好き、呉に興味ある方は是非買ってください!
お願いします。まじで。

紙本はプレミア価格でありえない額になっていますが、もう少しすれば500円前後の電子書籍が出ます。


これを皮切りに朝香先生の他著作も電子書籍化されてほしいですね。
明日香幻想とか、まじで・・・続編出して欲しい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?