26歳、雑記
新年度となった。私が社会人となって5回目の春である。大学生だった頃よりも、長い時間を社会人として過ごしていることになる。
この間、転職を経験し、それに伴って上京した。転職した理由は様々あるが、大まかに言えば劣悪な職場環境にあった。「組織」が上手く機能しておらず、今でも思い出したくないくらい辛い経験をさせられた。(愚痴を言うのはここまでにしておくけど)。
転職は幸いにもスムーズにいった。東京という巨大な街が、どうしようもない自分を受け入れてくれたような気がした。
新しい環境のなかで暮らすうち、地方と都市部の格差をまざまざと見せつけられた。主に、以下の3点についてである。
①教育
②文化
③気候(特に冬)
どれも、まあ陳腐なものだけど、③の違いは決定的である。雪国出身者として、なんと恵まれた風土なのだろうと思った。天気が良くないと、人間は活動しない。人間が活動しないと文化は育たない。でも、気候に関しては人間がどうこうできるものではない。地域間格差の解消などといっても、ここに人間の限界がある。
そう言えば、これまでの人生で関わってくれた地元の人たちや大学の友人たちは、今頃何をしているのだろう。順風満帆な人、そうでない人もいるだろう。生まれた場所を離れて、大人になってしまった今、時たま学生時代のことに思いを馳せる。
20代も後半に差し掛かり、この先どうなるのだろう。漠然とした不安が付きまとうけど、流れに身を任せようかななんて考えてみたり。とにかく、笑って暮らしていきたいなと願う今日この頃でした。
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