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アウトプット大全・インプット大全を読んでみた➀

こんにちは。「共学共伝の会」の石原です。

本日はおすすめの本をご紹介。
「アウトプット大全」 著者:樺沢紫苑
「インプット大全」  著者:樺沢紫苑
自分の将来に不安を感じて、効果的な勉強をしようと思って手に取った最初の本です。
この本であったおかげで、「共学共伝の会」を立ち上げようとの思いに至りました。

本の内容私の気付きを織り交ぜながら紹介していきます。

思いの丈を書き連ねるので、数回に分割して投稿しますm(_ _)m
今回は概要編です。思いのほか長くなったので、今回はここで切ります。

基本思想

「人生を変えるのは、アウトプットだけ」(アウトプット大全(以降 「ア全」と略)P7)
この本の精神と言っても過言ではないと思います。

文字にしてみると、とっても当たり前なんですけど、この考え方を心に留めて生活している人は意外と少ないと思うんですよ。
本を読んで「なるほど~」と思っても、すぐ忘れてしまう…。アウトプットどころかインプットにも残らない。
この考え方を信じて生活することが出来れば、人生を飛躍的に楽しく・活動的に変えていくことが出来ると確信しています。

ヒンズー教に「人生七変化」という考え方があります。
 心が変われば  態度が変わる
 態度が変われば 行動が変わる
 行動が変われば 習慣が変わる
 習慣が変われば 人格が変わる
 人格が変われば 運命が変わる
 運命が変われば 人生が変わる

ここでの「心が変われば」とは、何かしらの情報や知識をインプットして大きな気付きが得られたときだと私は考えています。
気付きはとても大きなエネルギーを持っています。気付きを得たときに「試してみたい!」って衝動に駆られ経験はありますよね。
そのような大きなエネルギーの気付きが得られた時に、ようやく「心を変える」ことが出来るのだと思います。

「行動」とはまさしくアウトプットのことです。
この本の中では、アウトプットの定義として「話す」「書く」「行動」としています。
アウトプットの中でも「行動」することが人生を変える力を持っています。
運動の重要性の本を読んで理解しても、実際に行動に移さないと現実世界も人生も何ひとつ変わらない(「ア全」P191)です。

では、「話す」「書く」は人生に影響をしないのか?というと、私はそうでもないと思います。

最近の私の経験を話させてもらういます。

得られたインプットから自分のありたい姿を思い描き、
どうなりたいのかを誰かに「話す」
皆さんいろんな形で新たな情報を提示してくれます。
・認めて応援される          ⇒ 自信とエネルギーを頂く。
・「それなら〇〇〇がおすすめ」    ⇒ 道しるべになる。
・「それは×××を気を付けた方がいい」 ⇒ 経験からの注意点は要注意!
その結果が、「共学共伝の会」の立ち上げや、Noteでの情報発信の行動につながっています。
自分から「話す」ことを通じて、必要な情報や人を引き寄せ、「行動」をサポートしていると感じています。

一方「書く」ことはインプットの質を上げたり、頭の整理を促し、「気付き」の頻度を上げてくれていると感じています。
私はまだSNSやNoteをうまく使いこなせていないので、「書く」ことが「話す」ほどの引力を持ったアウトプットになっていると感じられていません(そのようになれればいいけど)。ですが、上記のように「気付き」の増幅装置としての力があることを実感しています。

このように、「話す」「書く」「行動」のアウトプットが複雑に絡まり合いながら、人生を変えることが出来るものと信じています。

具体的な考え方➀

「アウトプット前提を意識するだけで、インプット量が100倍にも増える。」(インプット大全(以降 「イ全」と略)P35)
これはインプットの極意であると思います。

漫然と本を読んだり、考え事をしながら誰かの話を聞いたり、ボーとテレビを見ていても何にも残らないですよね。
誰かに話をしよう!
Noteに書くネタになればいいな!
仕事に生かすコツを知りたい!
など、目的意識をもって情報に接する姿勢がとっても大事!

この本の中でも美術館での事例(「イ全」P34)でレビュー会を前提に美術鑑賞をすると、集中力を高めて鑑賞するので、「気づき」が多く得られるあります。

まさしく同じ体験を読書会の中で経験しました。
図書館で50分読書しその後に5分/人のレビューを行う形式のものです。
50分の間に1冊を読み切ることは出来ないので、皆さんに本の内容や魅力が少しでも伝わる話ができるように、内容をどのように把握するかを考えながら読むので、とっても集中します。

このとき読んだ本は1回しか読んでないのに、自分が大事だと思ってレビューをした周辺の内容は鮮明に覚えています。
手元にその本が無いのは残念ですが、必要だと思った瞬間があれば読み直しに行こうと思っています。
※とても気に入った本はそのまま購入しに行ったこともあります。

逆に、目的意識が欠如している身近な例を挙げると、仕事の会議の時に感じる参加者への不満ですかね。
「なんでみんな質問しないのだろう?」
「一度も発言しない参加者が多いんだよ!無駄じゃん!」
と思ったことはありませんか?私はたびたびあります。
これは、目的意識の欠如が招いていたのだと考えています。
会議の目的を理解して、立場に求められる発言(アウトプット)をしよう
いう意識がないから、白けた会議が発生するんだと予想しています。
※みんなが発言したら会議が進まないという意見もありますが、質問が全くでないタイミングがあるのはいかがなものかと思います。自分ばかり発言したら空気読めない奴のよう見思われるし…。

意識を高めてインプットをする がこの本の極意だと思います。
「インプット大全」の中にはそのための注意点や効果的な方法が80個記載されています。自分が出来ているところ、取り入れた方がいいところなど自分のインプットの質を確認しながらレベルアップできる情報が盛りだくさんです。
次回は「インプット大全」の中で自分が重要と感じた点を取り上げます。

具体的な考え方②

「2週間に3回使った情報は、長期記憶される」(ア全 P24)
脳科学的アプローチの記憶の定着方法です。

これはい言い換えると、アウトプットしないインプットは定着しないということになります。
上記の考え方➀と組み合わせると
アウトプットするためにインプットをして、アウトプットをするからインプットした内容が定着する。
インプット/アウトプットの表裏関係で面白いですね。

2週間に3回使うということは、何度も使うことで自分の知識として定着させ、使いこなせるように訓練するということです。
私も本を読んでいいものだと思ったら、Facebookに本の紹介を上げていました。また、生活の中に取り入れたり、仕事の中で使える箇所を考えて、と得られた知識をできる限り使おうとしています。

先日立ち上げた「共学共伝の会」ではこの使う頻度をさらに上げることが出来ます。
自分が良いと思った本や情報があれば、それを紹介するために資料を作成します。資料を作成しなくてもいいのですが、話ができるように内容を確認するために何度も読みこむことを自然とすると思います。
内容をまとめる作業には「書き」が必然的に発生します。
資料を作る人はさらにパワポ等に作りこんでいきますのでさらに「書き」が必要になります。
そのように準備して人前で発表しますので、そこで「話し」が出てきます。
人に紹介するために、深く読んで・まとめているわけですから、その本や情報の有用性は理解しているわけですから、何かしらに活用しようと「行動」しようと思う可能性は高くなります。
発表の中に体験談が入ってくると話の魅力が増しますので、欲を出して「行動」した体験談、その結果や感想を盛り込んでしまうかもしれません。

アウトプットの場があるって、ちょうどいい刺激になりますよね。
しかも社外の利害関係の無いメンバーとやるので、発表をしたことに対して感謝はされても、何かが達成できていないなどと責められることも無いし。心地よく自分のインプットを話できると思います。

概念図

「アウトプット大全」P191の図をベースに少しだけ付け加えたものです。

インプット大全・アウトプット大全にはインプットおよびアウトプットに関するそれぞれ80個のポイントが記載されています。
それぞれが2~4ページで記載されているので、とてもシンプルでわかりやすく記載されています。


まとめ

今回はこの本の中心的な3点に絞って、私の気付きを織り交ぜながら紹介させてもらいました。
「人生を変えるのは、アウトプットだけ」
・「アウトプット前提を意識するだけで、インプット量が100倍にも増える。」
・「2週間に3回使った情報は、長期記憶される」

「共学共伝の会」は上記の3点を体験するために、身近で手軽に温かい発表の場です。
この本を読んで、そんなアウトプットの場が欲しいと思って立ち上げましたので、興味がある方は是非ご連絡ください。
Noteにコメントいただくか、Facebookの方にメッセージいただきたくお願いします。

アウトプット⇔インプットをうまく使って、素晴らしい人生を創造していきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m


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