vol.9 2024年北海道ツーリング備忘録③ 6~7日目

こんばんは。
続きを書いていこう。



道内5日目 斜里町~別海町

この日の予定は斜里から別海町にある”別海ふれあいキャンプ場”まで。
先述のDoLuckさんで話に出たので行ってみることにしたのです。

朝風呂キメて出てきたときの天気。
これは今日も優れなさそう…と心配していた。

まず、せっかく斜里に来たのだから久しぶりにここに行こうかということで

天に続く道。かなり久しぶりにきた。
この後ろ側にバイク駐輪場があるのだが傾斜があってタチゴケが多発するらしい。

うむ、次は晴れてるときに来たいね。
(大体この辺曇ってるか降ってるけど)
せっかくだから知床峠でも行くかね。

ド安定の霧!!!!
濃すぎて走ってるとびしょ濡れになります。
すぐ隣の車が霞んでるぐらい濃い。
ちなみに晴れてるとこうです↓
ちょうど10年前の知床峠。
同じ場所ですか??
ちなみにこの頃のWさんはまだ1万キロ走ってないです。

というわけで羅臼側へ降りていくんですが、そんなに寒くなかったのか熊の湯には立ち寄らなかったです。ひともいっぱいいたしね。
途中から天気も落ち着いてきたのでちょっと野付半島に立ち寄りました。
ちなみにどこかというとここです↓

標津町の横に出てるミジンコみたいな半島がそれ。
小さいと思いきや往復すると50㎞ぐらいあります。
乗り入れできる先端までぶっ飛ばした。
横風がめちゃきつくて寒かった思い出。
写真を撮ろうとしたら雨が降ってきたので急いで退散した。

そんなわけでさっそくこの日の宿営地へGo

この日は別海町ふれあいキャンプ場へ。
温泉が隣接するキャンプ場なのだが、あいにくこの日はお休みとのこと。
どうしようかと一瞬迷ったが、近く(20km)に立ち寄り湯もあるのでテントを張った。
バイク専用サイトもあってなかなか快適。
テントを張ってから近くの食堂でラーメンと豚丼を頂く。
この日は雨模様もあったがものすごく寒かった。
どのくらいかというと…


最高気温10度ぐらいだった模様。
ちなみにこの日の東京は33.4℃だった。
寒すぎてあんまり写真撮ってない。


ただここのキャンプ場面白いのが受付棟にバーカウンターがあって酒が飲める。
担当の方も長くバイクに乗っている方で色々とお話を伺うことができた。
ある意味貴重なお話も!?
(これはあんまり話せない&わかる人があまりいないのだが、ある事象に関する自分の違和感と合致した部分があって一人納得したり…笑)


郷土料理のいももち。
各家庭で作り方が違うらしい。
これ目当てのお客さんもいるとのこと。

ちなみにこの日は自分以外にもう一人ライダーさんがいたのだが、話を聞くと小学校が隣の学区だったりと面白い出会いもありました。
途中から片岡義男氏トークになったのも面白かった。

そんな感じで思わぬ出会いもあり、楽しいひと時を過ごしたのでした。

ひとりテント内でさらに打ちあがっていく様子。
この次の日にさらなる悲劇が待つとは知らずに…

道内6日目 別海町~幕別町

この日は朝から曇り空であったが、雨は降っておらず軽やかに撤収。
管理人さんにも挨拶をして気持ちよく出発した。
とりあえず釧路を目指し、湿原を縦断する国道へ向かう。
軽く休憩をはさむと、先日のパンクのトラウマが頭をよぎりつい後輪タイヤを指で押して確認する(という癖がついてしまった)
するとどうだろう、なんか柔らかくね?
………きっと気のせいだろう!

キミなんか平らじゃないか?

はい、2回目のパンクです(´;ω;`)
しかしこうなると手慣れたもので、早速レッカーを手配。

レッカーを待ちながら景色を楽しむの図。
今思えば釧路湿原のただ中なので下手するとリアルなバスター君に…。

割とすぐにレッカーが来てくれたのでひとまず釧路のショップへ。
道中、ドライバーさんと喋っていたのだが、その最中にもバイクの救援要請が来ていたようなので、
「その人が落ち込んでたら、『前に載せたヤツは2回目のパンクだったらしいですよ』ってネタにしてくださいw」
って言ったら苦笑いしてました。そりゃそうだ。

で、ショップに持ち込んで直してもらった時に再発した原因が判明!
最初のパンク時にタイヤに入っていた亀裂が原因で、タイヤのカーカスコードが切れて内側に出ていたものがチューブを傷つけていたよう。
というわけでソイツが悪さしないように養生してもらい、二度目の修理が完了となった。

三度復活した愛車。もはやその姿は神々しいまである。
自分も彼女のように強く生きていかねばと誓った釧路の午後であった。

とりあえず今日のキャンプ地へは遅延の連絡をし、隣のセコマで冷凍のジンギスカンを買い込んだ。
そんな今日の宿泊地はモーターサイクル専用野営場 グリュンヘルツ
ここがマジで最高だったのだ。

チェック・インして料金(1500円)を支払ったのち、バイク置き場へ。
見ての通りヘルメット置き場もあるし、上着もかけることができる。
バイクはテントの横においてもOK。
隣の建物はBBQ棟。この時はたき火し放題、薪使い放題というヤバすぎる設定がされていた。


テントサイトはこんな感じ。
テーブルも設置されており、使い勝手もよい。
テーブルにはサイドスタンドプレートもあるので横に愛車を置いてキャンプもできる。


敷地内にはお手製の展望台もあり、十勝平原を眺めることができる。
この時は怒涛の一日を振り返りながらビールをキメていた。


夜は火を起こしてジンギスカンを焼きながら管理人さんと談笑。
ジンギスカン鍋や牛脂も借りることができる。
神過ぎないか?
ジンギスカンの締めにうどんを投入しての図。フライパンは私物、食器替わりね。
セコマのジンギスカンはクオリティが高い。
酒を飲みつつ談笑。
翌日怒髪天のライブに行く用事があることなど話すと、どうも管理人さんの友達がバンドで「オトナノススメ」をやってるらしいことが判明w
「あいつらも老けたな~」とつぶやいていたのが印象的だった。
ちなみに博多のロックシーンが好きらしい。

ちなみに写真では紹介しきれないが、シャワーも使えるし書籍・コミックもあったりして施設はこじんまりながらかなり充実している。
1500円と一見すると北海道にしては高く感じるが、一度利用するとあまりにも安すぎてびっくりしてしまうレベルである。
また次も来ようと誓った夜であった。

続く。

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