見出し画像

イラスト制作記録 その5 自然を描く

こんにちは。会社勤めをしながら趣味でイラストを描いている者です。
前回に続き今回もアニメ私塾の課題の取り組みについて綴っていこうと思います。ついこの間課題が終わったと思ったのに時が経つのは早いですね。

予習

参考になりそうな動画がありましたので予習をします。

動画を参考にポイントをおさえつつ下記の手順で描き進めました。

①前景中景後景を意識して面積分けをする
②面積分けを下敷きにしてラフを描く
③清書

①前景中景後景を意識して面積分けをする

今回は川沿いの絵を描いてみようかなと思います。
最初に人物を配置を決めます。
赤い人が一番手前にいて、青と緑の人が後ろではしゃいでるイメージです。

人物の配置
見せたいものを画面の中央に寄せることを意識しました

写真などを参考に前景、中景、後景を決めます。

前景
中景
後景

面積分けができました。
なるべくアイレベルを低めにして背景からキャラのシルエットがはみ出るように意識しています。抽象画っぽくてこの状態も好き。

面積分け完成
面積分けなのに形まで決めてる感がある

②面積分けを下敷きにしてラフを描く

動画では目安となる木や草があり、それらと人との対比を描いていたけれど、川の場合はどうすれば。。。

ひとまず人同士のサイズ比で空間を作ることにしました。
アイレベルは下記キャプチャの点線位の位置として空間を作っていこうと思います。平らな地面にいる場合、どこにいてもアイレベルは緑の子の胸の位置、青の子の股下、少し浅瀬で座っている赤の子のお腹位となります。川なので多少地面がデコボコしていることも考えられますが、大体このくらいの目安をもって人物を配置すれば不自然なサイズ感にはならないと思います。

人物とアイレベルと人物の関係
点線はアイレベル、青線は水面
平らな地面の場合はどこにいてもアイレベルの位置は変わらない
プールのような平らな場所にいれば水面の位置も人物に対して一定となる

これを利用して面積分けしたレイヤーの上に人物を配置しました。
緑の子が一番奥、青の子が真ん中、手前に赤の子がいるようにしたいので、そのようにサイズを調整しています。緑<青<赤が守れていればそれぞれ好きなサイズにして大丈夫です。

人物の配置完了

更に清書に近づけていきます。
人物

素体完成
赤の子は予定よりサイズ大きくしました

背景
山・川
動画で解説があったように(33:49辺り)奥に行くほどシルエットの凹凸を少なくして遠近感を出すよう描きました。


空にグリット線を簡単にひいて雲にも奥行きが出るように描きました。
ここまでしっかり箱のように描く必要は必ずしもないかと思いますが、慣れないので今回はそのようにしました。

①グリット線に沿って雲のシルエットを描く
真ん中の男の子に視線が向くような形にしました
②立体にする
③ディティールを加える
山と同じように奥に行くほど凹凸をなくすように描いてみました
何かいまいちだけど一旦これで。

雲を描く際に高原さとさんのこちらの動画の内容も参考にしました。
16:46辺りのジグザグに並べるというのを取り入れてみました。


③清書

線画完成。

更に影をつけて完成となりました。

完成!

最後に

自然を描くのは街を描くのとはまた違う難しさがあるなと感じました。
つかみどころのないフワフワした形が多いからこそ立体を意識したりディティールで遠近を表現しないとのっぺりした印象になってしまいます。
今回の作品はまだあいまいな部分があるように感じました。
次回また自然をテーマにしたイラストを描く際はもっとメリハリのある空間が描けるようにしたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました😊



いいなと思ったら応援しよう!