✈️秋の旅行記録
国慶節の長期休みで、計7日間香港・マカオ・タイに行ってきた。1つ1つ書くとなると、何かありそうで、何もないから、忘れたくないことだけ残す✍️
🇭🇰香港
元々香港に行きたくて計画した旅行。5年ぶりに念願の香港に行ったけど、とにかく物価高騰してて、もう買い物目的では行けんな…ってちょっと残念な気持ちになった。ブランド物系は多分日本より高い感じ、大陸と同じぐらい。でも日系のお店多くて、上海よりも不自由せんやろうな〜とさえ思った。物価がもう少し低ければな〜(家賃も高いみたいやし)
前香港に行った時は、私中国語使えて香港でも難なく旅行できてほんま便利〜!って感情しか沸いてなかったけど、今回は店員さんから当然のごとく広東語で接客され、「私広東語わからないんです…」と普通語で返すしかなかったけど、店員さん嫌な顔一つせず(されることも多いらしいけど…)スッと普通語に切り替えて接客してくださって、そのありがたさに気付いた。自分が理解できる言語に合わせてもらえることがどれだけありがたいのか、痛いほど感じた。感謝の気持ち忘れたらあかんな〜
あと、行きたかったカフェと休憩で入ったカフェ。雰囲気が最高すぎたのと、旅先のローカルカフェに入ってコーヒー飲んでると、そこで生活してるような気分になれるから大好き☕️
🇲🇴マカオ
香港は4回目にも関わらず今回初上陸のマカオ”クレヨンしんちゃんの世界線の香港”、これが1番の印象。不思議な街並みで、変な世界に迷い込んだ気分になった。
HKDで支払ったのにお釣りがパタカ(ペリカって言っちゃうよな〜〜!)で返ってきたり、HKDとパタカを混ぜてお支払いできるのが面白かった、これも変な気分になった。
とにかく暑すぎて、日光で焼けこげるんじゃないかと思った。暑すぎたから、アイスカフェラテがめちゃくちゃ美味しく感じた。気温抜きにしてもめちゃくちゃ美味しかったな。
というわけで6時間ほどの滞在で撤退。展望台から見た景色が気持ちよかったけど、とにかく暑かった、これに尽きる!
🇹🇭タイ
香港のホテルを朝4時に出発してバンコクへ。ずっと行きたかったタイに遂に上陸!そもそも今回の国慶節の旅行は、「香港/マカオ旅」か「タイ旅」の当然どっちかで、前者の予定で進めてたのに、ついつい出来心で「香港からバンコクの航空券はどれぐらいなんかな…?」と検索したが最後、なんと1万円台!人生最大のタイチャンス!!!と、旅程に追加しました。が、今回このタイミングで行ったのは、必然やったと思う。
上海で行くよりはお値段的に良い、ということで日系美容院に行ったけど、自分と同じように海外でローカルスタッフと一緒にお仕事されている日本人女性オーナーに出会えたこと、そして頑張ってください!と応援されたこと、とても嬉しかった。あとカラーがめちゃくちゃ良い感じで最高に気に入ってる。
初日中華街に向かう時タクシー使ったけど、目的地も目的地やし、私のことを中国人だと思ったドライバーさんが、「もう直ぐ到着するよ!」からの一連の流れを中国語で話してくれた。私が中国語で反応すると、明らかに「通じた!嬉しい!」という表情で、そこから支払い、お釣りを返すまで、ドライバーさん中国語で完遂でご満悦!
降りる時に貰った「谢谢」に、「コップンカー」で返すと、ドライバーさん「ウオオオオオ!!!」って喜んでくれた。相手の言葉で自分の気持ちを伝えるって素敵だなって、外国語勉強して良かったと思う1番の瞬間だなと改めて初心に戻った。まあ、私日本人なんやけど。
2日目アユタヤに行った時、オーストラリア人観光客がローカルガイドさんと一緒に周ろうとしていたところ、相乗りした方がトゥクトゥク安くなるよとガイドさんが声をかけてくださり、一緒に周らせていただくことになった。
2週間のバケーションでタイに来たという男性、休暇申請したのは休暇の2日前!なんだか疲れたので休もうと上司に話したら、「That’s nice!!!」でOKが出たと。一体どういう企業の仕組みなら、従業員に直前に休暇申請されても回せるんかなと思ったけど、きっと色々あるんやろう。
周ってる間、ガイドさんが細かいやり取りをしてくださってるのを横目に、オーストラリア人観光客が「自分はタイ語ができないから、お金を支払ってガイドさんが全部やってくれるのは本当にありがたいし、最高、便利だ」と言っていたが、それを聞いて、「私はあなたの母語である英語を外国語として使って、ここでずっと話して、なんとかタイ旅行進めてるよ…」となんとも形容しがたい気持ちになった。旅先で困らん程度に英語できるのはデカイとつくづく思う、もうちょっと話せたらな〜
バンコクに帰る電車の中で向かいに座ってた子犬が可愛すぎて、守りたい…という気持ちに駆られた。今も時々写真見返す。飼い主さんも、ずっとニコニコしてくれて、微笑みの国と言われる理由がよくわかった。
バンコクに着くと大雨で道路冠水、排水設備の不十分さを目の当たりにした。めちゃくちゃ地下鉄の駅混んでるな、雨やからかな〜?と思いながら、晩御飯食べたかったし、雨を凌いでいそいそ近くのショッピングセンターへ。着席して携帯開いて真っ先に飛び込んできたのは、「バンコクのショッピングセンターで発砲事件発生」のニュース。
ええええ😨と思いながら読み進めると、ニュースを見た2時間前に、自分がいるショッピングセンターの隣で発生していた。
一瞬で鳥肌立った、一気に怖くなった。前日もそのショッピングセンターの中を通ってた。地下鉄の駅が人で溢れていたのは、雨ではなく事件の関係で駅が封鎖されていたから。
犯人は中学生、ただ日本と違うなと思ったのは、誰が撮ったんやというぐらい近距離で犯人を撮影した動画がネットに流れていて、犯人の顔も公開されていたところ。
前日長旅で疲れてアユタヤ行きを諦めようかなとも思ってたけど、本当に諦めてたら、それ以外にも、もし何かがズレてたら自分も巻き込まれていたかもしれないと思うと本当に怖かった、でももっと怖い思いした方がいたはず。
日本でも海外でも危険な目に遭う可能性はどこでもあるし、自分がどれだけ気をつけていてもどうにもならんこともあるけど、法律も環境も違う海外では、日本よりも危険のリスクが高いことを再認識して、リスクを覚悟した上で生活していこうと、身が引き締まった。
その日は怖さと疲れで早めにホテルに帰って、翌日で歩くのも少し怖いなと思っていたぐらい。でも、翌日バンコク市内のお寺を周ってその装飾に圧倒されたのみならず、心穏やかに毎日を過ごしたいと心の底から思った。
夜大雨で傘の意味もないぐらい全身びしょびしょになり、空港まで着替えられず辛かった、寒かった、凍りつくと思った。
タイから上海に戻って10日後に発熱した時には、本気でデング熱を疑って、もうタイは懲り懲りと思った。結局違ったけど。
タイでの思い出は色々あるけど、本当に、まさしく、行くべくして行ったと思う。
海外旅行に行くと、毎回学びがあるけど、今回の学びは一生忘れないで、肝に銘じながら、また色んなところに行きたいなと思った。
長くなってしまったけど、得るものの多い旅やった。また近々旅行に行きたい。日本でのんびり温泉旅行とかもいいな〜♨️