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Sales Cloud のオブジェクト設計について
オブジェクト設計とは?
オブジェクトは、データを登録する箱です。
お客さん業務に合わせてどんな箱が必要かを考える必要があります。
今回は赤枠の箇所に絞って整理したいと思います。
※Entityリレーションは、少し難解かと思い割愛します。
オブジェクトリレーションについて
箱同士のつながりのことをオブジェクトリレーションと呼びます。
どんな時に検討するかといえば、取引先オブジェクトでは、紐づく取引先責任者を見たい場合です。これは、取引先責任者→取引先に参照関係を作ることで実現できます。(標準設定であるので、追加設定は不要です。)
取引先テストに、2つの取引先責任者が紐づくのが画面上でわかると思います。
以下、トレイルヘッドのリンク先も載せておきます。
リレーションの種類
リレーションの種類をもう少し分解すると、
主に以下の2つのリレーションに大別されます。
・主従関係
・参照関係
主従関係は、親子関係の強いオブジェクト同士で使いまして、積み上げ集計の機能、カスケード削除 (親レコードが削除されたら子レコードも削除)が必要であるかを、主従関係とするかの判断軸として持っています。
※標準オブジェクトで言えば、商談と見積りが主従関係です。
まとめ
今回は、オブジェクト設計の概要になりました。Salesforceでオブジェクト設計の話が出た際に、ざっくり概要を知るために参照いただけたら幸いです。