カスタムオブジェクトについて整理する
前回の復習
オブジェクトとは、データを入れる箱のようなものです。
標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの2つがあります。
・標準オブジェクトは、取引先、リード、商談など営業業務に必須のもの
・カスタムオブジェクトは、会社の業務に別途作る必要があるもの
標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの違いは?
ビジネス要件に従って独自で作成する必要がある場合は、カスタムオブジェクトを作成します。一応、代表的な標準オブジェクトなのかも乗せておきます。
また、カスタムオブジェクトにも制限がありますので、注意が必要です。
複数オブジェクトのつながりを「オブジェクトリレーション」と呼びます。オブジェクト全体を設計する際に、主従関係の機能が必要なオブジェクトが3個以上ある場合には、要件定義段階で注意が必要です。
※オブジェクトリレーションについては、この記事がうまくまとまっています。
カスタムオブジェクトの作成方法
以下の手順で管理画面より設定が可能です。
・カスタムオブジェクト作成
・タブ表示の設定
・対象のプロファイルに権限付与
※設定手順は、こちらをご参照ください。
※また、組織のエディションによって作成上限が決まっていますが、おそらく大きな開発をしていなければ、気にしなくてよさそうです。
・Professional: 50
・Enterprise: 200
・Unlimited および Performance: 2,000
まとめ
標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの違いを整理しました。
独自のデータ管理が必要な場合には、カスタムオブジェクトを活用するのがよいと思います。作成も簡単に管理画面からできるので便利ですね。