働きアリのはなし。
休日の夜。まだ都内の夜はジメジメしていて、暑い。
職場の同い年の方と、二人でご飯を食べに行った、二人とも今年25才。若者でもない、大人になった
「私別に職場でなんと思われてもいいと思ってるし、やる事ないから仕事行ってるんですよ。
ほんとに死にたいとかじゃなくて、生きることにこだわりとか執着も薄いと思う笑」
と、わたしがいつもの通り唐突に訳のわからないことを言うと
「暇つぶしにしては、この仕事やる事多すぎますよ笑
それに、ほんとに死にたいとかじゃなくて、その感覚分かります、鬱とかじゃなくてね.どうとでもなるって思ったら何も怖くないですよね」
と共感してくれて、私の人生こんなもんだよなと思うけど、わたしは両親に愛されて、健康で働けてもいる
働いて、その大変さを同じくわかってくれる人もいる
自分が見ていないだけで、病気で生きたくても生きられない人や、戦争とか、食べ物もない人もいる
十分に恵まれている、毎日職場に行って同じ景色しか見ていないけど、世の中ほんとは何倍も広いはずで
私は小さな働きアリになって、目の前の小さな巣穴や食べ物しか見ていないような、そんな人にはなりたくないな🐜