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【高校生の進路】奨学金の話

みなさんこんにちは!キャリアプロデュース株式会社です。
新年度になりましたね🌸
卒業後進学を目指す皆さんへ、今回は奨学金制度についてご紹介します。


奨学金制度について

奨学金制度は、昭和18年に財団法人大日本育英会の奨学金事業から始まりました。
学ぶ意欲のある学生を対象に、無利子での奨学金貸与する仕組みでスタートしています。
昭和59年から有利子型奨学金制度
平成29年から給付型奨学金制度がつくられました。


奨学金の種類

奨学金には大きく分けて2種類の制度が存在します。

1.給付型奨学金(返済不要)
学生に直接支給され、卒業後の返済義務はありません
学業成績や経済状況が加味される場合があります。

2.貸与型奨学金(返済必要)
学生に貸し付けられる形の奨学金です。
卒業後は返済義務が発生します。
無利子型・有利子型が存在し、それぞれ返済期間や利子が異なります。
卒業後の返済スケジュールを考える必要があります。


奨学金の申し込み時期

一般的な奨学金の申し込み時期は大きく分けて3回あります。

1.春の予約採用
高校3年生の春 4月~7月(高校によって時期が異なります)
春に申請する生徒が多い

2.秋の予約採用
高校3年生の秋 9月~10月(高校によって時期が異なります)
春の申込を逃してしまった場合、急に奨学金を申請することになった場合など

3.在学採用
進学後に申込 進学後の4月
入金は入学後の6月~

入学直後はお金が多くかかるタイミングでもあるため、
4月~入金となる高校在学中の予約採用を行う学生が多くなる傾向
学校ごとで奨学金の説明会や締切時期などが異なるため、
不安なこと心配なことは先生に確認しましょう。


制度の改正

令和6年度より、奨学金制度の改正が行われます。
1.授業料減免等の対象拡大
多子世帯への支援拡大、理工農系学校への進学者へ支援拡大

2.大学院の授業料後払い制度の創設

3.貸与型奨学金における減額返還制度の見直し
当初設定していた返還額を見直し、経済状況に応じて返済可能な金額へ変更します。
返還期限の延長も可能となっています。

学びたい気持ちを支援するため、新たな制度が拡充してきています。


最後に

日本学生支援機構(大学等進学者約2万5千人回答)の調査より、
なんらかの奨学金を受給している学生は令和2年度から令和4年度にかけて増加傾向となっており、奨学金の需要が高まっています。
奨学金に関する情報は多く発信されており、
学校の進路室や図書館、インターネットから気軽に情報を集めることができます。
奨学金は進学先卒業後の自分自身にも関わるものです。
仕組みや制度を理解することが大切です👌

今回は奨学金制度についてご紹介いたしました💁‍♀️
最後までお読みいただきありがとうございました。


キャリアプロデュースは進路サポートや進路に関する情報発信をしています🙌

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