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超インドア派による超弾丸!広島旅④(広島駅編)

前回と前々回、前々々回のnoteに引き続いて、10連休中家を一度も出ないと決めて実行するくらいの超インドア派、キュート・イトウが前日寝る前に行くと決めて敢行した弾丸広島旅。尾道→大久野島→呉→広島のコースを日帰りで行くという無謀な挑戦。
今日は、呉から広島駅へ。前回の大久野島編と前々回の尾道編、前々々回の呉編、こちらからチェック👇

🚃呉駅から広島駅までのルート🚃

16:56 🚃呉 JR快速安芸路ライナー・南岩国行(510円)

17:28 広島

帰宅ラッシュのちょっと前の電車と言う感じの雰囲気。快適っちゃ快適だけど、あまり快適じゃないかも。ただ、電車の窓から見える景色はずっと綺麗で、楽しめる。

広島駅に到着すると、今まで人が多いと思わなかったのに、たくさん人がいて驚いてしまった。平日の17:30頃だと普通かな。帰宅ラッシュ始まったくらいだからかな。

日は暮れはじめているが、広島市内を周るにはまだ遅くない。


初めて広島に来たため、どういうルートで行けば、自分の目的地に着くのかわからないからとりあえず路面電車に乗る。


目指すのは、原子爆弾を落とす目標とされた相生橋。
相生橋の近くには、原爆ドーム、平和記念公園がある。
爆心地だったエリア。
時間的に、広島平和記念資料館や国立広島原爆死亡者追悼平和祈念館には行くことはできなかった。

国立広島原爆死亡者追悼平和祈念館の入り口には、瓦礫と時計があった。

原爆ドーム

当時の広島県産業奨励館。
原子爆弾を落とされたという過去が現在のように感じる。

原爆ドームは立ち入り禁止となっているが、猫がくつろいでおり、平和と平和を奪ったものの証拠が共存していた。

黒々とした焼け跡。

相生橋


T字が特徴的で全国的に珍しい橋。アメリカが標的にした理由は上空からみて目立つT字型。

この付近にいた人は、即死。
この下の川では、当時被ばくして亡くなった方々の死体が無数に散乱しており、地獄のような光景だったと伝えられている。

平和祈念公園

原爆の子の像。たくさんの折り鶴が、全国から。

広島市平和記念公園レストハウス

当時の大正屋呉服店、この世界の片隅ですずさんがショーウィンドウ前で休んでいた場所。

元安橋

平和記念公園近くの郵便ポスト

荒神橋

猿猴橋

路面電車

路面電車に乗っているととても心地が良く、古い時代の広島を感じる気がする。
古いといっても私が生きている時代じゃないからわからないけれど、時の流れはずっと継続していて、同じ空気が流れていると感じた。

さいごに

広島市内は、山があまり見えない。今回巡ってきた尾道や呉は山と海に囲まれているし、山が迫ってきていると思うほどだった。だけど、広島市内は山が遠い。
なぜ、広島に原子爆弾が落とされて、市内の被害が凄まじかったのか、ということを勉強したつもりだったが、感覚的には理解していなかった。

この尾道→忠海(大久野島)→呉と周ってきて、広島市内の地形を見て、完全に理解した気がする。
過去が今として流れるこの広島で、私はなにができるのだろうかと考えた。
ちっぽけすぎて、自分は何もできないかもしれないけど、こうして考えることをやめないのが、一つの手段なのではないかとも思う。考えを表に出すことも大切。

平和という言葉は、簡単に口に出せるし、初詣で神様や仏様に祈るのは、『世界平和』だ。これほど簡単ですぐに消し去ることができる言葉はないんじゃないか、と思う。

新大阪に帰る

帰りの話。20時過ぎの広島発の新幹線に乗り、新大阪に着いたのは、21時30分過ぎ。行きは、2時間35分で新大阪から尾道へ。帰りは、1時間20分くらいで広島から新大阪まで。超近い。帰りの新幹線の料金は、自由席で9,890円。

これまでの弾丸広島旅の記録👇