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トルコ戦とコスタリカ戦

サッカー日本代表、昨日のトルコ戦はドイツ戦からスタメンを10人入れ替えた。新戦力や今まで出場機会の少なかった選手も多かった。
カタールワールドカップの2戦目コスタリカ戦のように強豪国と言われる対戦相手以外との戦い方が日本代表の課題だなって思っていた。
すなわち、相手も引く、相手も日本のサッカーに合わせてくる状態でどう日本代表が戦うか。

現在、多くの日本人が欧州でプレイしている。100名を超えている。したがって、海外選手とはいつも試合をし、練習も一緒にしている。審判とも話せる。

先のワールドカップでも、殆どが海外組だったのだから状況は変わらない。では、なぜ今回とコスタリカ戦での印象が違うのか。

確かに、ワールドカップという大舞台であるのは大きい原因である。

しかし、それ以上に印象の違いは①チーム内の競争、②序列、③その先を見越しているか、にあると思う。

それは、①海外にいる選手にとって、自チームでのスタメンは約束されていない。なので、彼らは常に競争にさらされているし、自分の強みを良く知っている。それが今回のトルコ戦で出たんだと思う。『ガツガツしていた』からだ。

次に②現在、ワールドカップまで3年ある。早めにチームに参加することによって代表のやり方に慣れているというアドバンテージを手に入れられる。さらに、強豪チームでプレイしている選手は常に怪我の危険にさらされている。だから、早く選ばれて、慣れることが大事になる。今代表に定着しているメリットが大きい。

さらに③ヨーロッパで代表の試合をすることは少ない。もちろん、そこにはヨーロッパのチームからスカウトが観に来る。今回の試合を足がかりにステップアップして行く選手も出てくる。注目度が高いのだ。

このようなことから、トルコ戦のモチベーションは個々人のステップアップにあったと思う。 

他方、コスタリカ戦はワールドカップなので『チームのために』が全てである。

自分の強みをより出せるのはもしかしたら個人のステップアップのためにプレイする方かもしれない。
ワールドカップでの統率の取れた日本代表は本当に美しい。各人が与えられた役割を綺麗にこなす。そうであっても、打つ手がなくなる均衡したゲームもある。それを打開できるのは、貪欲なまでに自分の強みを活かしてステップアップを狙う背水の陣で下剋上をしたい選手なのかなと感じた。

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たけちゃん@生クリーム戦士
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