「サボりの言い訳と中華まんへの愛」 Zwift - Renewal 2024年9月3日
思うに、半年ほどnoteに書いていなかったらしい。
書きます! 書きます!と言っておきながらこの体たらく。改善していきたいところ。
さてさて、気づけば9月になっている(時の流れは早い!)ではありませんか。過ぎ去ってしまった八月のことを思い返してみても何も言うことはない。
それもそのはず、八月は何もせず遊び倒していたのだから。
と言うことは、つまりトレーニングもかなりサボりがちであったということ。
仕方ない。これは仕方のないこと。
最近は、自分にそう言い訳をしている。
つまるところ絶賛甘やかし中。
思うに、自分で自分のことを律することができないとやってはいけないよ、的なことを何かの作品で見聞きした(多分、いつかどこかで引用するのでここでは割愛)。その言葉を胸に刻み、自分で自分を律しながら生活してきた。だが人間というものはどうやら怠けるようにできているらしく、誘惑の魔の手は至る所から伸びてくる。全く恐ろしい限りである。
本当に超絶人間ができていらっしゃる方だったら「そんなもの跳ね除けろ!」とでも仰るのだろうが、言うは易し、行うは難しなのだ。
そこで気づいたのが結構いい加減でいいのでは、ということだ。いい加減というのはなんでも適当にということではない。言葉の通り、良い加減、ということ。
過度に手抜きをするでもなく、かといって肩肘張って力み続けるでもない。
つまりは自分にとってちょうどいい塩梅を探すということに他ならない。そうした生活を続けてみると思いの外、楽な生活ができる。
起床時間が少しズレた。
洗い物を忘れた。
トレーニングをサボってしまった。
そんなことでいちいち腹を立てて、自分の情けなさを恥じていては自分が惨めになるばかりで一向に状況は進展しない。必要なのは恥じたり、責めたりすることではなくて、行動することなのだ。
考え方を変えた私は最近、行動しなかったことに対して「まあ、そんなときもあるさ」程度に物事を捉えている。これは全てに通じることなのではないか、とさえ思える。
たとえ失敗してもそんなこともあるさ、マインドでこれからはやっていきたい。
大きく話は変わるが、
9月に入るとコンビニで中華まんが販売されるようになってきた。「コンビニで好きな食べ物はなんですか?」と聞かれたら真っ先に「中華まんですね」と答えるくらいには中華まんが好き。近くに中華街があり、そこでは中華まんが通りを歩く観光客に向けて販売されていたが、そこでは一切買わずすぐさまコンビニに向かって蒸し器に入れられている中華まんを買い占めるほど好き。
特にピザまん、あれは群を抜いて好き。
確か出会いは中学生の頃だった気がする。部活の終わり、ほぼ毎日のように買っていた気がする。もちろん私が通っていた中学校は買い食い禁止である。だからこそわざわざ中学校から遠いコンビニで買い食いをしていた(ものすごく懐かしい!)。
確かにコンビニの中華まんというのは私が小学生の時分から存在していた。しかしその頃はもっぱら肉まんばかりでほかの中華まんには目もくれなかった。というより私の小学校周辺はど田舎すぎてコンビニ(ちなみにセブン)が選べなかった。そのため他のコンビニの中華まんの味を知らないまま中学生になったのだった。中学生になり大きな街に引っ越すことになると、そこはよりどりみどりの世界(とはいえ田舎であることに変わりはない)だった。往年のセブンを筆頭にして、ほっと一息のローソン、あなたとコンビニのファミマ、そしてミニストップまであるではないか。そうなるとコンビニの中華まん全てを制覇したくなるのが男の性(どこぞの海賊と同じ発想)。
ということで中学生になってからは中華まんを死ぬほど食っていた(文字通り死ぬほど食っていた。それこそ帰宅後の夕食もあるので腹がはち切れるのでは?と心配になるほど食べていた気がする。ちなみに小学生時代は周囲に心配されるほど食が細かった)。もちろんそれだけ食べても、部活をしていたので太ることはなかった。
ここからが本題、ピザまんとの出会いである。
あれは私が中学の部活で土日の練習に少し遠く離れたテニス場に行った時のことであった。そのとき何をとち狂ったのか急にコーチ(なぜだか外部コーチなるものがいた)が「土日は外部のコートでみっちり練習をする」と言い出した。いわゆる部活外の部活。俗にいうところの自主練だった。そこまで強豪ではない我がテニス部でそこまでのやる気を出されることに正直納得がいっていなかったのだが、コーチが言うことには従わざるを得ない。それに仲のいい友達が「やろうぜ! やろうぜ!」ムードだったので押し切られたというのも一要因である(ちなみに私のペアは私と同じくいかにしてサボるか、を考えていた)。
自主練が終わると当然のように腹が減ってくる。しかし中学校からかなり離れたテニス場で練習していたため、すぐには帰ることができない。だったらどうするか。答えは単純明快。買い食いする他ない。
近くにあったのはファミマだった。今でこそファミマは黒豚を使った豚まん(あれは高いけど本当にうまい!!)などがあるが、その当時は今ほど種類はなかった。どうしても肉まんが食べたかったのだが、あいにくの売り切れだった。だが腹が減っている。そこで目に入ったのが得体の知れないオレンジ色をした中華まん。私のペアのやつに聞くと、どうやらおいしいらしい。さっそく買って食べてみると、中にはとろけたチーズが入っているではないか。それにほんのり生地にも味がつけられていて本当にうまい。ピザソースはチーズを邪魔しない程度にいい塩梅で入っていて、最初の感想としてはピザまんというよりチーズまんという印象だった。
だが確かにそれは肉まん一筋だった私の考えを壊してくれた。
これまではぎっしり中身の詰まった肉まんこそ正義、と信じていた硬い頭を打ち砕くまさしく青天の霹靂。当時の私のとってはAKBに卒業システムなるものが存在するのか!と思わせるほどの衝撃だった。
それからはや数年。気づけば中華まんコーナーに立っては肉まんとピザまんを買う日々。ときどき何かしらのキャラクターを模した中華まんが出てくるが、そんなものには目もくれずひたすらにふたつを貪り食う。
だがいつの日かそれらのおいしさに気づける日が来るのだろうと思っている。
それはあの少年の日に感じた衝撃と大人への階段を登ったのだという優越感。
それが再び来ることを願って、私は今日もレジ横の蒸し器を眺めるのであった…。
追記
ちなみに私は生粋のローソン信者であるが、中華まんだけはファミマ派。あの時の衝撃だけでなく、純粋に中華まんのクオリティが高い。高いだけあって値段も高いし、人気も高い。だが、好きである。ちなみに唐揚げはセブンの唐揚げ棒が一番好き!
つまりコンビニのホットスナックは最強!!!!!
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