見出し画像

有村麻央への想い※ネタバレ

有村パイセンのコミュを全部見終わった後のなんか微妙な気持ちを言語化したい。

全て良かったはずなのになぜ私はうだうだ有村パイセンについて考えてるんだろう。本人が幸せそうでよかったじゃない。10話が終わった後に「ホントのボク」の衣装も解放されて……。

パイセンはあれがホントの姿なんですって。初めてその姿を見た時はドキッとして、衣装名を見てギャッとなった。ホントのボク。ホントのボク。

有村パイセンが最後に笑ってくれるならそれが一番じゃろがいと思う気持ちとシナリオについてうだうだ考えてしまう気持ちが二つある。何が気に入らないんだ。じゃあどうなってれば納得できるんだよ。


私は有村パイセンをどうプロデュースしたかったのか。


まず有村パイセン本人も負担が大きいと語っていた無理な王子様の演技をやめて欲しい。でもこれまでの他者を思いやる行動はこれまでの演技で培ってきた最早生き方にもなっている素晴らしいものだからそのままでいて欲しい。

普段の格好も別に変じゃない。その姿に惹かれて私はプロデュースを始めたんだから。学マス世界では有村パイセンの姿が男装で王子様みたいで変な格好らしいけど、普通のパンツスタイルとしか思えない。上着は体型隠しか成長期待ちなのかはわからないけど変と言われるのもわかるから今の自分を受け入れてファッションとして成立するオーバーサイズにすればいい。

有村パイセンに好きな服を着て好きな物を食べて欲しい。「王子様系アイドルとして頑張ってるけど似合ってないから売れてないよね」はそうらしいけどスッと理解できない。今の時点ですごく魅力的だしファンクラブもある。ダンスやアイドルのパフォーマンスに影響が出るほど無理な王子様像を追い求めるのをやめて、頑張ってありのままの有村パイセンでアイドル活動をすればきっとトップアイドルになれると思う。
自分を苦しめるほどの演技はやめて、自分を受け入れて、自分のなりたかったものに進んで欲しい。
こんなんが私の有村パイセンプロデュース希望だ。


なんか、別に学マスPも同じこと言ってたじゃん。何が違うんだよ。
何が違うのか……有村パイセンが自分を受け入れる過程で"かわいい"にかなり流れていったことが大きいかもしれない。
私は有村パイセンがそこまで流れなくとも十分魅力的でトップアイドルになれると思っていた。でも学マスの世界は多分そうじゃないらしい。辛すぎる。そして私は有村パイセンがこれまでどれほど辛い思いをしてきたか、どれほど辛い世界にいるのか知らない。コミュ10話とサポカを読んでも今の有村パイセンがどうして売れないのかわからなかった。

この辛すぎる現実で有村パイセンがトップアイドルになって憧れのスターになって笑ってもらうためには学マスPのやり方が一番良いのかもしれない。10話でパイセン自身も「憧れの男役の人が女優に転向してて目を逸らしてたけどやっぱ今も素敵なままだった」的なことを言っていた。私も有村パイセンがホントのボクはこれなんだ!と言っているなら受け入れるべきなのかもしれない。有村パイセンの他者を思いやる素敵なところは全く変わってないじゃないか。



でもやっぱなんかいや〜〜〜〜〜!!!!!!
「憧れの男役の人が女優に転向してて目を逸らしてたけどやっぱ今も素敵なままだった」 わかる。有村パイセンが素敵なのは変わりない。でも流されゆく(フローライト的な意味で)過程が激流すぎて目を逸らすことしかできない。本人の精神的負担になっている部分を改善できれば激流にのらずにかっこかわいい王子様になれたんじゃないのか。
私のこの謎のうだうだとした陰鬱な気持ちはただの宝塚ファンのあるあるなのか。自分の期待から外れたことを許容できない厄介オタクなのか。

わからない。何もわからないけど……有村パイセンが笑顔でいてくれることがやっぱり一番なので、そっと彼女の行く先を見守るしかない。まだ学マスは始まったばかり。何が伏線かもわからないので、ひとまず自分の気持ちは置いておいて次のエピソードを見てみるしかない。
有村パイセンに幸あれ。

好きなもんいっぱい食べて




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?