【考察】100カノ最強ランキング
2024年8月現在、週刊ヤングジャンプにて連載中の漫画、「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」に登場する「恋太郎ファミリー」内の最強ランキングを考察していく。29人目の彼女までのネタバレあり。
概要
【相撲】…土俵の上で力士が組合って戦う形を取る日本古来の神事や祭であり、同時にそれを起源とする武芸や武道の一つ。（Wikipediaより引用）
そして今宵 恋太郎ファミリーの"最強"が決する
前置き
一概に最強ランキングといっても、何の強さなのかを決めなければ考えようがない。
米津玄師、いつもここから、トムクルーズ、宮崎駿でランキングを作るとして、何も決めずにただ「最強ランキング」を作ろうとしても、それぞれの得意分野が違いすぎてどう比べるのか、といった感じである。
それは恋太郎ファミリーにおいても同じことが言え、
計略なら羽香里、
パンチングマシンなら唐音、
読書量なら静、
テストの点数なら凪乃、
新薬発明なら楠莉、
胸なら羽々里、
大食いなら胡桃、
野球なら育、
スイカ割りなら芽衣、
美しさなら美々美、
回避なら愛々、
家庭力なら知与、
ナディー語ならナディー、
対動物なら山女、
マッサージなら紅葉、
人生経験ならヤク、
剣道なら騎士華、
デコレならあー子、
メンタルなら詩人、
芽衣なら妹、
倫理なら百八、
バイオリンなら凛、
数字なら数、
カポエイラならエイラ、
猫ならタマ、
歌唱力なら姫歌、
祭りなら祭李、
情報収集なら椎奈、
絵本なら夢留、
彼女なら恋太郎
がトップだろう。
つまり、何に視点を置くのかをはっきりさせておかないと、ふわふわしてよくわからない考察になってしまう。
では結局、何で強さを決めるのか。それはずばり、「相撲」である。ルールは原作67話・68話を参照。
選んだ理由は「原作でやっているから」というのが一つ。
次いで、「いい感じに制限があるから」というのも理由の一つ。
「最強ランキング」と聞けば多くの人は「武力」を想定すると思うが（多分）、その場合、最初に思いつくのは「何でもあり」の戦いである。
しかし、この考察をするのはとても難しい。
「何でもあり」の場合、様々なものに結果が左右される。
周囲の環境や対戦相手との相性、武器の有無は勿論、一対一なのか一対多なのか多対多なのかによっても大きく結果が変わり、考察するのが非常に困難になる。
しかし相撲なら、「土俵の上」「己の肉体のみ」「一対一」と制限があるおかげで、考察することが比較的容易である。
というわけで、恋太郎ファミリー相撲大会、ここに開幕する。
ルール
・相撲
・足の裏以外がつくか土俵の外に出たら負け
・ドーピング禁止
・ラッコ鍋は食べない
・外部からの影響は受けない（小動物がやってきたり、葉っぱや数字、エロ本が落ちたり、食べ物の匂いがしたりしない）
最強ランキング（tier）
著作権が怖いので自作のイラスト。判別はできるくらいだと思いたい。
・上のランクは下のランクに10回中7回勝てるぐらい
・同ランクは6:4くらいに収まるくらい
・CとC-は他と比べて差が少ない
解説
なぜそのランクにしたのか、左右差も含めての解説。理由を説明できるものとほとんど感覚で決めたものとがある。
S
山女、エイラ。
S（スペシャル）ランク。
・山女
身長がぶっちぎって高いかつ、日々の農作業により力も強い。原作でも恋太郎にほぼ勝っていた。文句なしの1位。
・エイラ
ファミリーで唯一格闘技を習得していて（剣道は格闘技なのか？）、作中でも車や重機を蹴りで止めるなど、おおよそ人間とは思えないほどの力がある。カポエイラなら間違いなく1位だが、相撲なので2位にした。身長差を考えると山女に勝つのはかなり厳しいのではないかと思ったが、格闘技経験者ならその差は埋められるのかな、ということで同ランクにした。
A
恋太郎、騎士華、育、唐音、芽衣。
A（アメイジング）ランク。
左右差をつけるのが非常に難しかった。
・恋太郎
原作では優勝している。あのメンツに勝ったのはすごい。しかし山女にはほぼ負けていたし、エイラも身長差がない+格闘技経験者ということで、上のランクに勝つのはかなり厳しそうだと思ったのでこのランク。
・騎士華
格闘技ではないとはいえ武道経験者。166話では呉莉羅連合総長や教頭にも勝っており、刀を持った時の戦闘力はファミリー外でもトップクラス。その腕前はプロにも匹敵する（98話）。これはあくまで剣道での話だが、相撲でもある程度は通用すると思う。刀以外の武器を持つと弱体化するが（騎士道に反するので）、相撲は何も武器を持たないのでその点でも問題ないはず。
・育
運動部なので強い。原作でも強かった。ドMではあるが、勝負事も好きなので、ドMなことがそこまで弱点にはならないだろう。多分。
・唐音
恋太郎ファミリーでトップクラスの力を持つとされる唐音。もちろん相撲も強く、原作でも14人中14人目と、最強扱いされている。しかし、それで何も考えずに1位にしていいのだろうか。原作での描写を見るに、アスリートなどその道のトップには勝てていない。そのあたりは真面目なのである。ということで、運動部よりは下かな、と思ったのでここ。ツンデレ喪失した唐音はD。
・芽衣
技術やメンタルはトップクラスだろうが、フィジカルが上のメンツに比べると下だと思う。
B
凪乃、美々美、楠莉（大）。
B（ビューティー）ランク。
・凪乃
Aに近いが、フィジカルがAのメンツと比べると低いと思ったのでB。原作ではバグってしまっていたが、シラフなら普通に強そう。
・美々美
高身長と体力を評価。お肌がスベスベすぎるのは結果的にプラマイゼロで勝敗に影響しなさそう。
・楠莉（大）
高身長であるのと相撲好きであるのが大きい。上のメンツと比べるとフィジカルや技術は劣るが、闘志があるのでこのランク。
C
ナディー、百八、椎奈、姫歌、羽々里。
C（カオス）ランク。
・ナディー
教師と生徒なら教師の方が強そうという理由で教師2人を上に。百八との差は年齢。
・百八
一応シラフ想定ではあるが、酒が入っていたとしても、この漫画なら酔拳てきな感じで強そう。
・椎奈
身長が高い（美々美と同じ？）。足が速い。けど力は無さそう。大人よりは弱く、一般的な女子高生よりは強いかな、という判断。
・姫歌
めちゃくちゃフィーリング。一般女子高生よりはなんか強そう。論理はない。
・羽々里
大人&身長高めであるため下のランクには勝てそうではあるが、体力などの理由からCの1番下に。原作でも14人中5人目。
C-
妹、夢留、羽香里、愛々、胡桃、凛、紅葉。
C-（キュート・マイナス）ランク。
C-下位とC上位の差がランク1つ分くらい。
・妹
メイドなのでただの女子高生よりは強そう。
・夢留
本当に普通そう。運動が苦手という描写も得意という描写もない。インドア系ではありそうなのでこの辺り？
・羽香里
羽香里と愛々は大体同じ。身長が中学生よりは高いので上に。
・愛々
ミスディレクションしたら負ける。羽香里より弱そう。原作でも羽香里の前。
・胡桃
原作では中盤くらい（14人中7人目）だが、自分より身長が高い高校生に勝てるのか？と思ったので下に。
・凛
格闘技は好きだろうが、本人はお嬢様で力も強くなさそう。順当に身長順でここ。
・紅葉
マッサージで全員の腰を砕いて勝ち、と言いたい人もいるかもしれないが、少し待って欲しい。それはどう考えても相撲ではない。できれば相撲で戦ってほしい。マッサージが無くても紅葉は不思議ちゃんパワーでDよりは強そうではあるが、やはり身長差は大きそうなのでここ。
D
あー子、詩人、楠莉、祭李、ヤク、タマ、数、知与。
D（ダイナミック）ランク。
・あー子
あー子と詩人は運動が苦手なのでD。でもロリ組よりは上だと思いたい。
・詩人
身長的にあー子より下でロリより上。
・楠莉
ロリ組はあんまりよくわからないので闘志がありそうな順。楠莉は相撲好きなのでやる気がすごい。
・祭李
そういう描写はないが祭李は絶対に相撲が好きだと思う。
・ヤク
闘志はなさそうだがフィジカルは他のロリ組より強そう。
・タマ
上よりは弱そうだし下よりは強そう。
・数
数は相撲なんかに興味ない。ということでここ。
・知与
知与は普通に他よりフィジカルがちょっと弱そう。
E
静。
E（エクセレント）ランク。
単独最弱ランク。「最弱」というアイデンティティ。どこからか「凪乃とかエイラには勝てそう」という声が聞こえてきた。勝てないと思う。相手が戦意喪失したとしてもそれで静が相手を倒せるわけではない。多分原作のvs恋太郎と同じように自滅して負ける。それが好本静。自然界最弱のミジンコウサギ。
終わりに
恋太郎ファミリー強さランキングを考察していったが、正直なところ、完全にしっくりきたかというとそうではない。
特に相撲の描写が少ないキャラは判断しづらく、今後の展開次第では大きく順位（ランク）が変わることもあるだろう。
まあでも自分が満足できたからそれで良いのである。
ぜひ皆さんも100カノ最強ランキング、作ってみて欲しい。
終わり。
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