見出し画像

#1何が違うの?指定自動車教習所、未公認自動車教習所

自動車免許は日本で一番取得しやすい国家資格と言えるでしょう。

一番メジャーな取得方法としては、自動車教習所に通うことですね。

教習所といっても、指定自動車教習所と届出自動車教習所があることをご存知ですか?

指定自動車教習所は、公安委員会から指定を受けているため指定自動車教習所、または、公認自動車教習所と呼ばれています。

届出自動車教習所は、公安委員会に届出を出していますが、指定されるための基準を満たしていないため、非公認自動車教習所、未公認自動車教習所などと呼ばれています。

双方にメリット、デメリットがありますが、下記三点について説明していきます。

1・教習時間の違い
2・検定などの試験を行う場所 
3・料金の差

1・教習時間の違い


指定自動車教習所
学科は必須です。
最近はオンライン教習がありますから、好きな時間に受講できます。
全ての学科の受講を終えたら、教習所によっては、仮免前学科効果試験前や、卒検前学科効果測定前にも腕試しの効果測定を行い、合格しなければ先に進めないこともあります。
技能は1日2〜3時間と決まりがあります。


届出自動車教習所
学科教習は受けずに問題集、DVDなどで覚えます。
したがって、免許を取得するのに義務付けられている応急救護処置、高速道路での運転(学科&技能)などは、免許取得後、指定自動車教習所で予約を取り受講する必要となることがある。(取得時講習といいます。)

技能は1日の規制がありません。

2・検定などの試験を行う場所

教習所には学科、技能だけでも幾つかのテストがあります。

指定自動車教習所
本免試験(最後の学科試験)以外は学科試験、運転技能試験ともに教習所で受けられます。

校内コースで比べると、走行台数が少ないので、妨害行為などが少ない。
コースが狭いので、一時停止の場所などを覚えやすい。
そして運が良ければ、助手席に座る教官は、学科、技能などで当たったことのある顔見知りの方かもしれません。

届出自動車教習所
仮免前学科効果試験、修了検定卒検前学科効果測定、卒検検定、本免試験、全て運転免許センターで行います。
運転免許センターのコースは広いため、複雑で、見落としや失敗が多くなりがちです。
助手席には警察官が座り採点します。

3・料金の差

指定自動車教習所のほうが高い。

もちろんどちらも検定などで不合格になれば追加料金がかかります。

注目すべき点は、届出自動車教習所の料金には、運転免許センターでの検定料金、取得時講習の料金が含まれていないことがありますのでご注意下さい。

まとめ
初めての免許であれば指定自動車教習所をおすすめします。
免許失効者、取り消しを受けた方であれば届出自動車教習所の選択をしてみてもいいでしょう。
また、一発試験という手もありますが、運転経験のある方でも、1〜2回で合格するのは難しく、諦めて教習所に通われる方も多いようです。

次回は合宿免許と通いの教習所はどちらが良いのか考えて行きます。












いいなと思ったら応援しよう!