LMSって何？機能やメリットを解説！

Revot / 未来の学校を創る編集部

2022年5月10日 21:00

こんばんは！Revot編集部です！

LMSは、eラーニングの問題点を解消するために登場したシステムです。公開されているために生じる課題について、プラットフォームを用意することによってより使いやすいシステムになりました。

この記事では、LMSについて以下を詳しく解説していきます！

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LMSとは

LMS（Learning Management System）は、eラーニングを実施するために必要になる学習教材を配信したり、成績などを管理したりする学習管理システムのことをいいます。

eラーニングとは、好きな時にインターネットが使える以下の媒体で学ぶ学習形態のことです。

・パソコン
・タブレット
・スマートフォン

また、教育ITやWebラーニング、WBT（ウェブ・ベースド・トレーニング）、オンライン学習などと呼ばれることもあります。

LMSは、eラーニングと混同されやすいですが、管理のしずらさによる問題を解消するために作られたのがLMSです。

LMSを利用する目的

LMSは、煩雑なeラーニングの管理コストを削減し、リソースを有効活用できるようにする目的が多くを占めます。eラーニングは学校だけでなく、大企業や先進的な企業の社内研修でも、以下の内容で使用されているためです。

・ITリテラシーの教育
・就業規則
・業務のマニュアル
・英会話
・接遇マナー　など

また、大学や塾、資格スクールなどの教育サービスでも広く利用されています。

eラーニングの利用が身近になるなかで、課題である「管理」や「使い方の提示方法」などが問題視されるようになりました。

その課題を解決するために必要な機能を用意したのが、LMSと呼ばれる簡単な操作だけで管理できるプラットフォーム。LMSを利用すれば進捗や理解度を手軽に管理しやすくなり、リソースを教材の用意や指導に活用できます。

昨今のLMSには、掲示板やSNS、チャットなどの機能も搭載されており、生徒との間のコミュニティ機能も搭載されています。こうした利便性、生産性の向上がLMSを利用する目的となりつつあると考えられるでしょう。

LMSを導入するメリット

LMSは、受講者、管理者、講師という3者それぞれの立場にとって多くのメリットがあります。この項目では、以下のような3つのメリットについて解説します。

・人的コストを抑えられる
・データ解析に利用できる
・学習効率が高まる

人的コストを抑えられる

管理者や講師の観点から見たメリットの1つが、人件費の縮小です。受講者の情報の集計や進捗管理、動画に関する意見などをLMSで一括管理できデータの運用や保守のコストを大幅に削減できます。
作業時間が減り、肝心な個別指導に時間をかけられるのは嬉しいポイントです。

データ解析に利用できる

管理システムに保存されたデータは、eラーニングの効率を高めるために分析できるのも利点といえます。理解度や弱点を把握して、個別にそれぞれに合った指導が行えるので習熟度のアップにつながるでしょう。
他にも、ログイン状況や学習時間などを可視化できるため、取り組み方へのアドバイスに役立てることも可能です。
どんどん情報を収集し、取り組みに役立てていきましょう！

学習効率が高まる

LMSを利用すれば、社員や学生の苦手なポイントや進捗を一目で確認できます。ですから学習効率が高まり、理解不足のところは時間をかけ、既に習得しているところはスピーディーに進めるといった調節もできるのです。
また先生や講師の方が生徒をフォローアップすることにも役立てやすいのも特徴の１つです。受講者・講師の両方で最大限に学習効果を発揮するため、LMSは大きな役割を果たしてくれるでしょう。

LMS導入で気を付けるべきポイント

非常に便利なLMSですが、導入にあたって以下の注意点を押さえておくと、よりサービスの向上に繋げやすくなります。

・初期費用がかかる
・互換性を維持する
・利用者が交流する機会を設ける

初期費用がかかる

ランニングコストは抑えられるものの、初期段階では費用が発生します。LMSを導入する際は、外部のツールを利用するのが一般的だからです。

利用者が多いと、それなりのコストがかかってしまう料金体系のところがほとんどです。自社に合わせたカスタマイズを行った場合は、さらに費用がかかります。

コストを削減できる便利なプラットフォームですが、一定の初期投資は必要なので用意しておくと安心です。

ちなみに、Revotは無料で始められるプラットフォームになっていますので、初期費用の削減にも効果的です！
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互換性を維持する

LMSを選ぶ際には、周辺機器である教材等との互換性にも注意が必要です。互換性がなければ、開発に時間がかかったり、導入しても使えなかったりする恐れがあります。

そのため、オンラインプラットフォーム毎のサポート内容等の確認が大事になってきます。

利用者が交流する機会を設ける

LMSのマイナスポイントとして、他の受講者とコミュニケーションが取りにくい点があります。そのため、内外の人脈づくりができません。

顔を見ながら会話ができる映像機能やチャット機能、コミュニティ機能が搭載済みのサービスを選ぶか、開発を行い受講者のモチベーションの向上に努めることが重要です。

LMS内だけでなく、LINE公式やFacebookグループなどでの交流を促すことで手軽に始めることもできますのでおすすめです。

今回の記事はいかがでしたでしょうか？
オンラインスクールに関連する情報発信などを今後も行っていきますので、ご興味がありましたらフォロー、ご意見お願い致します！