1月23日
人が苦手。
例え長年の知り合いでも会うと一瞬身構える。
会話はぎこちなく、家に着いてから「なんであんな事言ったんだろう…」と、後悔する
「これがコミュ障というやつか…」
なのにライブハウスへは通う。
暗く狭い空間に人が密集するのに、
「好きなバンドが観られる!」
「好きな曲が聴ける!」
「とにかく楽しい!」
それだけの理由で時にはチケット代以上に交通費にお金を払い、宿泊先を予約し、ライブの日を楽しみにしている自分は自分でも不思議だ。
実際にライブハウスでそこそこ嫌な思いもしたのに、この日もウキウキしながらやってきた。
割と最近も嫌な思いしたのにな…不思議。
元県民としてはホームのライブハウス…と、言いたいところだが行くのは東京のライブハウスやドームやアリーナの大きな所が殆ど。何処も軒並み5~600円のドリンク代が、以前此方へ来た時の400円から値上りしてなくて安心した。(商売大丈夫?)
デカポスター貼る壁を見るのも久しぶりだなぁ
パシャパシャと写真を撮っているとアウターを着ているにも関わらず、一目で細身と分かる高身長の男性。綺麗な刈り上げは鈴鹿さんのストーリーでさっき見たばかり。
米田さんがスーッ…と、千葉LOOKのドアを開けて入っていった。本当にスーッ…と、私の目前を。
「ステージで『あんな事する人』と同一人物?」
何となくネクタイ外しの場面を想像して、私はやっぱりワクワクソワソワしながら開場時間を待っていた。マジで寒かったよ…
少し忘れていたが人が苦手。徐々に人で埋まる空間。定位置の隅っこをキープする前に物販へ行って差し入れと隣でドリンクを貰う。貰ったら素早く上手隅っこへ!そんなに見える位置じゃないけど、大きい音が聴けるしトイレのすぐそばでスペースが空く隅っこが大好き!
本当になんでライブハウス来るの…
ここまでして…CDもサブスクもあるのに…ねぇ?
どうやら私は好きのパワーとベクトルが歪な形で突出しているよう。時々自分に向けて刺してくる。
それが
「いつだって好きを苦しめるのは好きという感情」
まさに今グサリと刺さってきた。
西田さんが楽屋から出てトイレへ
私の真横を
「西田さんは現実…」
「カズさんぽ〜トイレ編〜」
いるよそりゃあ。夜の本気ダンスのライブだもん
トイレ行くよ。ここが良い!って場所キープしたの私でしょう?好きでライブ来たんでしょう?
「ほっそ……………」
2つ後悔した。
初めましてのWienners、とっても楽しくて空いてるスペースに寄っていた。多少(大事)楽屋とトイレ間を塞ぐ私になっていた。
もう1つ、細くて細い。
多少(大事)塞いでいたはずなのにスルッと通り抜けた。丁度太り期の私。
どうしたって比較してしまう
これを期に、私の後悔は続く。
西田→鈴鹿→米田→マイケル→米田②
計5回の比較。何の拷問かと思う
そこいらに居るお客さんに介錯をお願いしたかった。
「ほっそぃ…………」
でも、Wiennersの演奏中の出来事なので楽しくて空いたスペースに寄る
↓
トイレに行くメンバーが【リアルちょっと通りますよ】をする
↓
1人も掠める事なく、スルスルッと戻る
↓
自己嫌悪
この繰り返し。やっぱり人が苦手だ。いや、
自分よりも細い人が苦手だ!!!!!!!
迎えに来た友人に一部始終を話す
「でも夜ダン全員良い匂いだったよ!」
(芳香剤の匂いじゃないかなぁ…)
千葉LOOK経験者の友人は、そう思いながら聞いてくれてたそうだ。(後で私に言ってきた)
「その香水(思い込み)のせいだよ〜♪」
正直、細さの比較以外は「ラッキー!」って思いました。鈴鹿さんも細いですって!シュッとしてる!
ここはある意味
最前よりも最前!
だって、夜ダンの演奏中はWiennersの皆様がお客さんしてましたからね!
私のそばですっごい盛り上がってた!
正真正銘『お客さん』の私だって負けないぞ!
フゥ〜〜〜〜〜!!!!↗↗↗↗
後悔も嫌な思いもした筈なのに「良い思いした」と勘違いしてしまうオタクなのでした。
ライブの感想は別です。
マジで1分で分かる夜ダン