私が旧車好きになった理由。
さて、今日は半日実家の仕事です。ウチは菊農家です。で、畑の古株や草を集めて焼いてます。
焼いた草の前でくるくる回って「ケバブケバブ!」とやってみたり、煙が来ると「燻製燻s・・・ゴホッ!ゴホッ!!」・・・もけらさんの燻製の出来上がりです。( ;´・ω・`)ショボン
あ、「なぜに旧車好きになったか?」ですたね?初めは車好きではありましたが、旧車とは対極の趣味でありました。
二十代の頃、初代スバルインプレッサに乗り脚周りからロールバーでガチンコで弄ったのに乗って良く競技会やサーキットなんかを走ってました。セダンなのに二人乗りですよ?自分でもワケわからん。
ある日、檀家をやらせて貰ってるお寺の住職がお務めにこられた。んで、家の前に停めてあるインプレッサを興味津々で見てる。僕の顔を見るなり「随分やってんね!車好きか?」「同じニオイがするな!ハハハ!!」
・・・オレ、別に白檀のニオイしねぇぞ。
ま、そんなこんなで仲良くなったわけ。(後に仲間達から「煩悩」や「断捨離」を知らない生臭坊主と言われるのだが)
で、初めての旧車との出会い。その住職さんの幼なじみの友人(仮にAさんとしよう)に会わせて貰った。そこはお寺から程近い「テラマエ・ノマエ」だった。
そこに1台の小さなオープンカー、イギリスのMG社(モーリス・ガレージの略と言われている)ミゼットがあった。
Aさんが「ちょっとエンジンかけてみるかい?」とエンジンをかけてくれた。
キュキュキュキュッ・・・ボロッ!ボロロロロッ!!バロッ!ズボボボボッ!!クオーン!!
・・・まるで零戦とかの旧い戦闘機の様な始動音とコックピット。タコメーターの針が小刻みに震えながら跳ね上がる。旧式の僅か1500ccの小さな車が僕に旧車の魅力を与える充分な理由になった。
それから住職と旧車好きの仲間達とイベントのお手伝いをしながら、十年間旧車について学ばせて貰った。
楽しかったけど、コロナウイルスにより、それからは開催出来なくなったけど、仕方がないね?
今も仲間の色んな所で学ばせてもらってるところ。深いね旧車の世界は・・・
実際に経験するとハマる人はハマるよ?コレ。