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色々な足底圧
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普段に使っているインソールを見てみましょう。
どこに圧力が掛かっていますか?
足趾はしっかり使えていますか?
左右でバランスはとらていますか?
シューズの大きさは適切ですか?
これだけでも情報はたくさんありますね。
シューズに入っているインソールは、シューズを履いた時の足の使い方を見れますね。
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フットプリントは裸足で立っている時の圧力のかかり方を見ています。
Fit Insoleでフットプリントを採る時は、足先を真っ直ぐに向けて採ります。
これは理想の足のバランスをとった時に、どういう足の状態になるのかを見ています。
本来の足の使い方をした時に、どこに歪みが出るかを確認しています。
そして、このバランスがシューズを履くとどう変化するか?
どこをどれくらいインソールでサポートしていけば、シューズの中で本来のポテンシャルを出せるのかを想像します。
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こちらはピドスコープの画像。
こちらはいつもの楽な姿勢で立ってもらいます。
足の前後バランスも違ってきますし、左右で圧力が違うことも多々あります。
皆さんの癖が出てきますね。
上のフットプリントも考慮しつつ、左右バランスをどこまで戻していくか、どこまでやると無理が出るかも考えています。
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この足でどういう体の使い方をしているのか?
それを最終チェックしていきます。
静止状態の足を色々とチェックしても、動いてみると想像と違うことは多々あります。
どこのポイントで刺激を与えると、どう体は反応するか?
どこのポイントをサポートしてあげると痛みがなくなるか?
インソールの設計を想像して、頭の中でイメージします。
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そうやって、インソールが出来上がります。
最後は、インソールが私の独りよがりになっていないか?
そこを1番チェックしています。
お客さんの体が心地よく反応してくれていれば、完成です。