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どうしても履きたいんです

人にはそれぞれの楽しみがあります。

オーダーメイドインソールというと、体を動かすこと、健康でいるためというイメージがありますが、ファッションを楽しむためにもあっていいと思います。

好きな靴、可愛い靴、どうしても履きたい靴があって、買ったはいいが、ちょっと履くと不調が出る。
そんな時はインソールで調整する事も可能です。


こちらのお客様もそんなご依頼。
ドクターマーチンの靴がどうしても欲しくて、わざわざ海外から取り寄せて購入。
とても可愛くて、かっこよくて、すごくお気に入り。

実際に履くと、ヒールの高さや重さもあって腰が痛くなる。
でも、どうしても履いてお出かけがしたい。
だって、お気に入りだから。

そんなご相談を受けてインソールを製作しました。


ヒールが高い靴なので、インソールで出来るだけ靴と足の隙間を埋めて、接地面を確保することに重点をおいて製作をすすめました。
納品時もサポートするポイントをお客様と一緒に探っていきました。

そして、念願のお出かけの結果は、

いい結果‼︎



次のお客様は、普段履きのブーツにオーダーメイドインソールを。

2年以上前に登山靴にインソールを製作したお客様が、どうしてもこのブーツを履きこなしたい。
しかし、甲高幅広で土踏まずの低下もあり、硬いブーツを履くと疲労がすごくて、なかなかブーツを育てていけない。
そんな悩みからご相談に来て下さいました。

甲高幅広の足でただでさえブーツの中に隙間が少ない。
そこに、土踏まずなどのサポートを入れることになります。
どれだけ薄くした上で、サポートを確保できるか。

本当にミリ単位の調整を経て、なんとか満足してもらえるところまで持っていきました。



オーダーメイドインソールというと、足の健康第一という概念があると思います。
しかし、人にはそれぞれの価値観があります。

ファッションに大きなウエイトがある人もいます。
どうしてもこの靴を履きたい。
このコーデにこの靴を履いてお出かけしたい。
そんな気持ちにインソールが役立つのなら、私は喜んでインソールを製作します。



1度きりの人生ですから、好きなことをしましょう。
そこにインソールが役立つのなら、素晴らしいと思いませんか。

私は一つの概念にとらわれ過ぎることを嫌います。
色んな人の思いを受け止めて、その中でFit Insoleがどう役立つかを考えます。
その人の考えや想いを理解して、その中で自分の答えをインソールで形にします。
そして、インソールを介して、お客様が幸せになってくれたら最高ですね。

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