左右別設計のインソールにする理由
Fit Insoleのインソールは左右で同じ形状で作ることもあれば、症状によっては左右で違ったバランスで製作することがあります。
どちらかといえば、左右別形状で作る場合のことが多いです。
こちらはよくある例です。
右足は親指や親指の付け根が痛い。
逆に左足は、膝に痛みが出る。
片方の足の痛みをかばうことで、バランスが崩れてしまう。
本当によくあります。
上の例の場合、親指の方に痛みの出る右足は内側方向に力がかかっています。
また、親指の付け根に体重が多くかかるということは、足趾まで体重が乗り切っていない。
つまり、踵側に体重が多くかかっていることが推測されます。
では左足はどうか。
右足で内側に体重がかかってきている影響で、左はスタート位置が外側になる。
そこから、体重移動が開始されるので捻れが大きくなり膝に負担がかかってきているのでしょう。
こういった場合、肩の位置、歩幅、足先の向きなどに左右で違いが出てきます。
ですから、インソールの形状等が変わってくるのは必然でしょう。
誰しもに利き足はありますから、多少は左右差はあります。
疲労が溜まると、使いやすい足に疲労を感じる人もいれば、弱い足に痛みが出る人もいます。
私の場合は、よく歩いたりして疲労が溜まると左のお尻が痛くなります。
この原因は左の親指に体重が乗りすぎるのが原因と思っていました。
だから、なるべく左足の内側に足が倒れ込まないように意識をしていました。
ですが、ドットのインソールを使うようになってから少し違う感覚を持つようになりました。
私の場合、疲労が溜まると最初に刺激を感じるようになるのは、右足の外側のドットなのです。
もしかしたら、疲れが溜まると右の外に体重をかける癖が出て、その影響で左の親指に体重がかかってしまうのではないか。
これが分かってから、改善方法も左の足が内側に倒れ込まないように意識することから、右の足が外にいかないように意識するようになりました。
私の場合は、この方法の方が、無理なく力が入れやすいことがわかりました。
これはドットインソールの良いところですね。
左右を別設計にしてバランスを整える場合もあれば、あえて左右を同形状にしてバランスを整える場合もあります。
足型や歩き方を見て、臨機応変に対応いたします。
それが本当のオーダーメイドインソールです。
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