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無農薬とFit Insole
歩く時、走る時、自転車に乗る時、そこではたわいもない事を考えるものです。
無農薬野菜とFit Insoleのオーダーメイドインソール。
生産者の思想って似ているのかなと、ふと思いました。
機械化や効率化が一般的になってきた現代。
そんな中、無農薬、オーダーメイド、手作業で商品を作るのは何故でしょうか?
自分の手を動かし、頭で考えて、出来上がるモノも多くなく、大金持ちになるなんて到底考えられないでしょう。
それでも、その非効率な生産方法で商品を提供する。
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無農薬で野菜を作るという事は、まずそれぞれの土壌や気候を観察する事が必要です。
どんな土か、水はけは、雨の多さは、朝晩の寒暖差は、霜はどうか。
その土地で育てられる野菜は、その土地でしか育てられない野菜は。
そして、その土地で野菜を自然のサイクルに沿って栽培する。
手間と時間がかかります。
しかし、その分、土壌の健康や作物の生命力を育むことができ、その土地や気候でしか生まれない味わいに魅力があります。
出来上がった野菜は、「本当の野菜」になっています。
その違いは私の語彙力では表現しにくいですが、美味しさは段違いです。
野菜本来の味をお客さんに伝える事、本当の美味しさをお客さんに知ってもらう事、そこから生まれる幸せに喜びを覚える。
それが無農薬野菜の生産者の喜びではないでしょうか。
どこに焦点を当てているか。
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Fit Insoleのオーダーメイドインソール。
オーダーメイドなので、それぞれのお客さんにFitしたインソールを提供します。
悩み、足の特徴、体の使い方、生活環境、さらには思想まで。
Fit Insoleはこの最初の段階を大切にしています。
無農薬野菜を育てる土壌が大切なように、インソールにとっての土壌は「その人」なのです。
話をしっかり聞くようにしているのは、足の状態を聞くのはもちろん、その人がどうなりたいか、どういった想いもっているのか、どういった考え方か、といった人間性を見ている面も大きいです。
それがインソールにどう重要かと問われれば、本当は少ししか変わらないかもしれません。
でも、インソールを作る私自身の大きく気持ちは変わります。
だって、「その人」に作っていると想像出来ますから。
ここってかなり大きいのです。
お客さんと顔を合わせて、話を聞く。
そしてそれを想いながら、インソールを製作していく。
「想い」。
これがFit Insoleの中身なのかもしれません。
出来上がったインソールで、正しい位置に体重をかけて、捻じれなくスムーズに歩く。
「能動的に歩く」という喜びを感じてもらえれば最高です。
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機械化、効率化。
それはもちろん否定はできません。
でもFit Insoleはオーダーメイドを続けるでしょう。
「想い」を製品に込めて、お客様に届けることの方が楽しく、そこが1番だから。
人間らしい、人間臭い、そういった製品を届けていきたいです。