【海外生活】6カ月目
渡星後6カ月目の振り返り
総評
お久しぶりです、たぬこです。駐妻生活も早いものでもう半年が経過しました。時の流れって早いですね。
前回の記事で渡星後3カ月の感想を記載しました。引き続き、6カ月が経過した現時点での感想を本記事で記載したいと思います。
結論を簡潔に述べると、概ね楽しく幸せに過ごせています!
ありがたいことに素敵な友人達に恵まれ、新しいことに挑戦ができ、夫も変わらず優しく、大きな病気も怪我もなく過ごせています。
ただ、渡星直後に計画していたけれどその通りになっていない、というものもあります。
うまくいったものもあれば、そうでないものもある。まあ、人生ってそんなもんですよね笑。
計画通りにいかないこと
英語学習の進捗が大誤算状態です。
IELTSでOA7.0以上を取得することが目標なので、9末までにOA6.5が取れたらいいな、なんて計画を立てていました。Xでもその旨を明確にほざいております。お恥ずかしい。
ところが実際は、まさかのまだIELTS受験していません。もう一度言います。まだ受けてません。
これは試験に求められているレベルを見誤っており(要は舐めてた)、対策が不十分でまだ受験する自信がないというのが主な原因です。
勉強すればするほど、自身のボキャブラリーが弱すぎること、精読に弱いこと、「知っている」と「使いこなす」は次元が異なること、「使いこなす」は一朝一夕では身につかないこと、CEFRのB2とC1には大きすぎる壁があることを思い知らされます。
また、IELTSの受験料も高いので、モックテスト等で安定的にハイスコアが出るようになってから受けたいと、受験自体に尻込みをしているのもあります。
特にボキャ貧は深刻です…。Reading, Listening, Speaking, Writingの4技能に共通して悩まされています。現在の恐らくの英語力については、ちょうど今通っている英語教室やBritish CouncilのレベルチェックテストでCEFR B2に振り分けられたので、試験自体に全く歯が立たないということではないんですが、求めているのはC1以上相当のスコアで、そのスコアを出すにはボキャ貧であったり力量不足であり。BとCの間にある壁の高さを身に染みて感じています泣。また、IELTS受験経験のある方であれば共感していただけると思うのですが、ハイスコアを出すには、なんとなく理解している、では太刀打ちできません。正しい文法と幅広い単語、慣用句などの表現方法を理解し、これらを使いこなすことが求められます。
これは本当に腰を据えて勉強をする必要があるな、と反省しています…。
上記の英語学習遅延に伴い、後続に控えているGMAT対策等々が引きずられて未着手です。総じて自身のスキルアップに関する学習が全体的に大幅な遅延状態です。諸々の受験計画も見直すことにしました。
想定外に嬉しいこと
前述の通り計画通りにいかないこともありますが、想定外に嬉しいことも多々ありました。
まずは、友達について。
渡星前や直後に想像していた以上に早く、多くの、素敵な友達に恵まれました。SNSや英語教室を経由して友達を増やすことができ、寂しい思いをすることなく過ごせているし、手に入る情報も多くなりました。おまけに皆んないい人達ばかりで、自分ツイてるなあと思ってます!!!ありがとう!
続いて、新たな趣味について。
最近運動系の趣味が増えました。一つはテニス、一つは水泳です。
特にテニスは以前から興味がありました。絶対に健康に良いだろうし、中年以降まで長く続けられるスポーツだろうし、おまけに住んでいるコンドにはテニスコートがあるし、ということで是非始めてみたいと思っていました。運よく同じくテニスを習いたいという近所に住む友達2人を見つけることができ、グループを組んで住んでいるコンドのテニスコートへの出張レッスンを週1で受けています。まだまだ初心者ですがとても楽しいので、日本へ帰国した後もテニスを続けたいなと思っています。
水泳は幼少期に習っていたので新しい趣味というほどでもないですが。これもコンドにプールがあるので、「何も予定がない日にカフェで暇つぶしするくらいなら泳いでいた方がいいな、お金かからないから」とやや消去法な理由で決意した結果、週1以上の頻度でプールに出没するようになりました笑。プールサイドでIELTSの長文を読むときもあるので、2時間以上時間が経っていることも多々あります。
最後に、健康面について。
日本にいた時に比べて体調が安定していて気分的にもとても嬉しいです。夏は汗疹、冬はあかぎれだらけで辛かったのですが、仕事も辞めて、コンビニ飯もとらず、睡眠もしっかりとり。常に湿度があり温かなこの気候のおかげもあるのか肌トラブルもほぼなくなりました。日本の友達も「体調が本当に良さそう」と言ってくれます。このまま体調万全でいたいですね。
親友が新しい視点をくれた話
10年後の理想像
少し話が逸れますが、最近あった出来事の話をさせてください。
私は滅多にメンタルが落ちないんですが、先日いろいろとあり一気にメンタルが落ちた時があったんです。隣の芝生(他の家庭)がとても青く見える。帰国後のキャリアも一定のものを維持したいという気持ちもあるが、がっつり家庭に入るのも幸せな気もする。この先自分がどうしたいのか、何が正解か分からない。という旨を、信頼している日本の親友に長文で突然にライン投下したところ、神回答が秒で届きました。
「10年後どうなっていたいか、考えてみよ!例えば私だったら~XXXXX」
「その10年後の理想像を踏まえて、今何をしたらいいのか、何がしたいのか、整理してみよ!」
女神降臨かと思いましたね。コーチングを受けたことはありませんが、これってコーチングじゃね?と思いました(違ってたらごめんなさい)。ちなみに彼女はプライム市場上場企業に勤めながら副業で個人事業主でもあり性格も外見も良いというほぼ神な存在です。
親友の例を参考に10年後どうなっていたいかを箇条書きで10個ほどリストアップしました。そんなたいそうな項目ではなく、例えば「化粧とか運動楽しんでる(親友の例)」とか「スポーツの趣味がある(私の例)」とか。
可能性は複数あるかも
自分の理想像のリストを親友に送った時に、理想像は固定していても、それを実現するための手段は固定する必要はないのかも、とふと思いました。
例えば、私がリストに挙げた11の理想像のうち5つは自身の経済状況やキャリアに関するものです。「年に1,2回は海外旅行へ行きたい(要はそれくらいの金銭的余裕が欲しい)」や「経済的に自立していたい」など。これを理想像としたときに、実現するための手段として「英語を勉強する&帯同期間に院進する」のみを掲げるのは、論理の飛躍がありますし、少々焦点を絞りすぎていますよね。確かにそれは手段の一つになり得ますが、恐らくそれだけが手段ではないでしょう。
渡星後2〜3ヶ月くらいからずっと院進について、年内にIELTSとGMATのスコアを揃え、特定のとある1校の2025intakeを第2ラウンド出願で目指さなければならないと自分で勝手に課していました。けれど実際の状況や上記に記載した「本当にそれだけが手段だろうか」という考え方を踏まえ、他の期間や他の学校、オンラインかオンサイトか、そもそも院進か、と、他の可能性にも視野を広げて見てみたいと思います。
できていないことに対するただの言い訳だろ、と言われればまあその通りです笑。IELTSやGMATなど帯同当初に期間を決めて立てた計画が達成できておらず、それに対してフラストレーションを感じ、自分で自分の首輪を緩めただけ、です。
現時点では当初の計画の内容は大きく変えずに、期日を少し後ろ伸ばしにして、まずは英語を必要なレベルまで到達できるよう、頑張ります。
「それしかないのだ」「年内でないといけないのだ」と手段や期間をガチガチに固定して焦るのではなく「いやでも違う可能性もあり得るよね」という柔軟な意見も頭の片隅に置きながら、物事を進めていきたいなと思います。
次の目標
少し肩の力を抜いて長く努力をする
引き続き努力したいことは下記3点です。前回の記事と全く同じです。
料理のレパートリーを増やす
当初に比べて増えたけど、もう少し手の込んだ献立にも挑戦したい。運動習慣をつける
今のテニスと水泳を続ける。IELTSの目標スコアを取る
引き続き。まずは受けよう笑。
TEDの有名なスピーチの一つに、グリット=やり抜く力、についてのものがあります。
これを思い出しながら、短期の状況に一喜一憂せず、細く長く頑張りたいと思います。