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墓場まで



初めて私の秘部を貫いたのは
好きな人でも
気持ちを寄せていた人でもない

そこに私の意思もなかったけれど
あまりにも突然すぎて
抵抗するにも力の差がありすぎた

あの日
どのように帰宅したのか
そんなことももう記憶にない

遠い昔に記憶から消したこと。

そんなことがあったという
その事実だけが残っているだけ。

その事実を知るのは
私と貫いたやつだけ。

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