鎌倉へ、姉、私、娘の1泊旅行 1日目
去年、初めて鎌倉に行った。
同伴者は姉と娘。女3人の1泊旅行。
毎年日本に里帰りをするのが10月から11月で、今回は娘と少し重なって日本に滞在することになり「こんな事滅多にないから1泊旅行しない?」と娘の提案に重い腰を上げた。
ここ(メルボルン)に在住している日本人の友人はもちろんのこと、職場の同僚たちも日本に行ったらまず温泉に行って日本独自の文化を満喫している。
でも私はほんの2週間程度の短い滞在の間に(実家は千葉)飛行機に乗ったり、何時間もかけて温泉宿や地方に行くのは心落ち着かずで、電車で30分〜1時間の場所で充分気持ちが間に合ってしまうので、わざわざ出かけることもしていなかった。
でも、鎌倉は以前から行きたいと思っていた。
理由は・・・・私は「最後から二番目の恋」と言うドラマが好きで、その舞台が鎌倉。
姉にCDに録画して送ってもらい、何度も何度も繰り返し見てしまうほど好きなドラマで、今でも元気を出したい時に見てしまうほど。
さらに影響力とは恐ろしいもので、たまたま読んだ漫画の "海街diary"を読んで、さらに行きたくなってしまっていたのだ。なんとミーハーな理由だろう。自分でもちょっと恥ずかしい。
高校生の時、一度だけ江ノ島の大仏様を見に行ったことはある。もう40年前くらいのことでそれ以降一度も訪れたことはない。
遠出を嫌がるそんな私の「じゃあ、行こうか」と言う号令に姉も娘ももちろん大賛同!
そして、女3人、1泊鎌倉の旅が決行された。
私は、単純に江ノ電に乗ってのんびりと窓から景色を眺め、のんびりと、ただのんびりとお寺の中を歩いたり、緑を眺めるのが第一の目的だった。もちろん、アジフライだって食べたかったし、色々と美味し物を食べるのは楽しみだったけど。
自宅のある駅から鎌倉までは新橋で一度乗り換え、娘と落ち合い、そこから普通電車で1時間はかからなかった。
3人で話しているとすぐに到着してしまった。案外近かった。
姉の仕事の都合もあり、水曜泊まって木曜に帰ってくることになったので、行きたいお店がことごとく水曜定休日が多くちょっと残念だったけれど、1日目は、定食屋でアジのフライ、釜揚げ、生しらす丼を食べ、小町通りでお団子、さつま揚げ、アイスクリームをシェアーし、バスに乗って報国寺の竹林を歩き、江ノ電に乗ってホテルのある七里ヶ浜で下車。
3人で歩いてかなり急な坂を上がり丘の上のホテルに到着。
食欲旺盛な姉と娘が夕食に繰り出している間
私は全ての部屋が海岸に向かっているホテルの窓から富士山を眺め、のんびりシャワーを浴びた。
そして2人も戻ってきて、のんびりと1日が終わった。