鎌倉へ、姉、私、娘の1泊旅行 2日目
翌朝はあいにく霧が出ていて部屋の窓から富士山を見ることはできなかったけれど、滞在したホテルは朝食で有名だったので、海を眺めながらゆっくりと朝食を食べた。「お好きなものをご自由に」のバイキング形式だと思ったら、一人一人お皿に盛られた綺麗な朝食が登場し、かなりのボリューム。私には量が多かったけれど、姉と娘、この2人はいつだって食欲旺盛。朝だろうが見ていて気持ちが良いくらいどんどん平らげていく。
その上パンもおかわりし🥐、コーヒーもその場で頂き、更に部屋にもお持ち帰りができる。姉と娘はコーヒーが気に入ったようだった。
朝食を終えて送迎バスを待っている間、トンビが優雅に飛んでいるのを眺めていて「トンビですか?優雅ですね」とホテルの女性に話しかけると、彼女曰く、鎌倉ではトンビはかなりの問題児らしい。実家の千葉の鳩やカラスと同等な迷惑な鳥で問題になっている、という。そうなのか・・・
それでもやっぱりトンビが風に乗って大きな羽を広げて飛ぶ姿は優雅だった。
最終日2日目の第一目的は円覚寺。
私の干支である辰(龍)が描かれているという。それに今年の干支だし。これは絶対に拝見しなくてはいけない。
そして再び江ノ電にのって北鎌倉へ。
観光説明に書いてあったとうり、北鎌倉の駅を降りてすぐ、円覚寺の入り口はあった。かなり広い敷地の中にあって、森林に囲まれている。
私達はのんびりゆったりと参道を歩き、方丈の中に入り
壁にかけてある絵画を見たり、そして天に描かれている白龍の下ではしばし座って上を眺めた。
どこの方向から見ても辰とは目が合う。
そして、さらにゆっくりと進んで歩き、北鎌倉を一望できるというお茶屋さんを目指して急な階段を登ったけれど、お天気がイマイチだったのか、あまり良い景色を見ることはできなかったのは残念だった。
時間をかけて森林の中を歩き、お土産と小腹を満たしに再び小町通りに
姉が買いたかったクルミっ子は残念なことに売り切れで、鳩サブレ、かりんとう、シラス、さつま揚げなどを買いながら、姉と娘はカレーパン、私は出来立てのさつま揚げ。抹茶のジェラティを娘から少しもらったり。食べたいものはキリがない。魅力的で美味しそうなものばかりが並ぶ通りは修学旅行か遠足の生徒で一杯。それプラス私たちのような観光客も重なって、まるで原宿の竹下通りのようだった。
平日の木曜日の午前中でこれだから、週末なんてきっとすごい人なんだろう。
帰りはちょっと奮発して快速の指定席のチケットを購入し、ゆったりと鎌倉を後にした。
1泊だったけど、楽しく美味しい旅だった。
今度の娘のリクエストは日光の『華厳の滝』らしい。
それもいいかもしれない。