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序ノ口力士よもやま

序ノ口力士の動向を見る。序ノ口は東西14枚の28人。ベテラン・中堅も多かった。いつもの通り序ノ口力士は土俵に上がり取組を務める。ただそれだけで、それが役割。それ以上は何もない。力士であり続けることが相撲部屋、相撲協会にとって有益なのだ。

4枚目 聡ノ富士 4勝3敗
6枚目 森麗 2勝5敗
6枚目 京の里 2勝5敗
7枚目 天凰山 3勝4敗
10枚目 潮来桜 3勝4敗
11枚目 澤勇 1勝6敗
序二段
91枚目 輝の里 3勝4敗
88枚目 天一 5勝2敗
84枚目 奄美岳 1勝6敗
83枚目 足立 4勝
74枚目 宇瑠寅 3勝

序二段下位も多い。輝の里は田子ノ浦部屋のちゃんこ番。序ノ口~序二段下位の往復が多いが、勝ち越しが難しくなってきた。輝の里と初土俵同期(平成5春)の天一は元幕下上位なだけ実力はまだまだある。序二段下位では勝ち越し。老いても実力差は出るもの…

澤勇は若佐々木との4敗対決だったが休場により不戦勝。貴重な1勝。この1年で7勝。昨年も年間7勝であった。全敗が2回あり、春場所で3勝したものの同じような結果になった。同レベルの力士にしか勝てないのが通常で、勝ち越しは7年間ない。

その若佐々木は26連敗。今場所は潮来桜、森麗、澤勇と当てられ4敗から休場。173センチ、116キロと体格ではまだ恵まれているがどういうことか。

森麗も2勝といっても、若佐々木に澤勇。こういった力士同士で助け合ってるとも見える。この1年で13勝。しかし 8番相撲を2度経験した。いずれも8番目が白星。8番相撲は勝てば1勝プラス(4勝4敗ならば4勝3敗扱い)、負けると計算せず(3勝5敗ならば3勝4敗相当)ということで得である。 この位置ではあまり意味がないが…

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